『5時から7時の恋人カンケイ』ちょっとした勇気が人生を変える

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『5時から7時の恋人カンケイ』をAmazonでレンタルして見ました。500円でした。ちなみに原題は『5to6』なので、邦題はちょっと主張しすぎな気もしますね。あるあるですが。

AmazonやNetflixだとiPadにダウンロードしてオフラインでも映画を見れるのがいいですね。新幹線の移動時間に見れました。

 

さて、映画の内容をざっと要約すると、売れない作家の男(ブライアン)が既婚で子持ちのフランス人女性(アリエル)がたばこを吸う姿に一目惚れし不倫関係を続けるけど、その関係じゃ満足できない!ってなる物語です。

 

映画を見終わったあとの率直な感想は2人の純度の高い気持ちが綺麗だなということでした。最近は不倫のニュースが多いですが、(不倫の是非については置いといて)この映画も事実だけを見ると不倫です。ただし、フランス人夫婦はお互いに別な相手がいることを公開しています。旦那にも愛人がいて、アリエルも会ったことがあります。また、ブライアンもフランス人夫に会食に呼ばれたりします。ブライアンと子供達が遊んだりもします。そのため、彼らの関係はオープンで嘘がありません。嘘がなく純粋に好きという感情に任せた2時間の関係が美しかったです。なぜ5時から7時なのかは映画の中で説明されています。

 

そんな恋愛中心の映画でしたが、つくづくちょっとした勇気を持って行動を起こすことが人生を変えるんだということを実感しました。彼らの出会いは、ブライアンがある通りを歩いていたときに道の向こう側でタバコを吸う綺麗な女性(アリエル)を見つけ、勇気を持ってフランス語で話しかけるところから始まります。もし、ブライアンが「綺麗な人いるなー。」で終わっていたらこの物語は始まりませんでした。

 

そう考えると、繰り返しのような毎日の中でも実は勇気を持った選択をすることで人生に大きな影響を与える選択肢が与えられているように思います。小さなことでいいから、昨日より少し勇気を持って何か行動を起こしてみよう。そんなことを考えることができた映画でした。