読書する時間を確保する「レバレッジ時間術」
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
著者 本田直之
フジワラヨシトです。
読書好きには共通の悩みがあります。もはや運命(さだめ)といっても過言ではありません。それは、死ぬまでに読みたい本を全て読むことはできないということです。
本は、読めば読むほど興味が広がっていくものです。酷です。初めて読んだ著者の本が面白ければ、過去の作品から全て読みたくなってしまいます。
僕は高校生のときに伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読み、すぐにファンになりそのまま本屋に行って伊坂さんの作品を全て買ってきました。
そのときに思ったのが、まだまだ読んだことのない著者も過去の名作もたくさんあるけど、きっと死ぬまでに全ては読めないということでした。圧倒的に時間が足りないんです。
こんな思いに共感していただけるのであれば、本日紹介する「レバレッジ時間術」をおすすめします。
本書はジビネスパーソン向けの本です。いかに時間を上手く使って生産性を高めるかという話が中心になっています。しかし、上手に時間投資をして時間を増やしその時間に読書をするのであれば、僕を含めた本の虫にも十分活用できる内容になっています。また、著者も大量に読書することで知られています。
そんなに一生懸命時間を作ってまで読書したくない、読書はのんびりしたいと思いましたか?
たしかに、僕も小説を読んでいるときは文章のリズムを意識して、のんびりと1行1行を楽しみながら読みます。しかし、こののんびりとした時間があるのも、本を読まない人に比べて読書にかける時間が長いからです。他に何かすることとトレードオフにして読書をしています。
毎週5時間ずつかかるルーチンワークがあるとします。これが永続的な仕事だとすると、年間50週として計250時間を費やすことになります。しかし、仮にこれを週1時間でこなせば、年間50時間で済む。つまり200時間が新たに生まれます。
ここを読んだときにすぐに思いついたのが、iPhoneのユーザー辞書の機能です。自分の住所とかメールアドレスを入力するのってめんどくさいですよね。その他にも何度も入力する可能性があるものを登録しておくと、入力にかける時間が短くて済みます。
すごく小さいことですが、それくらい時間は大切な資源です。
さあ、今日から日常の1つ1つの時間の使い方を見直して、もっと読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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