【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#48 答えなんてないよ|学生時代と社会人の違い
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#48 答えなんてないよ|学生時代と社会人の違い(3月28日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#48 答えなんてないよ|学生時代と社会人の違い
さあ今日はですね…最近のあるあるが、Voicyでこれ喋ろうと思ったことを家に帰ってVoicyを撮ろうとしたときに忘れる。
これVoicyあるあるなんじゃないですかね。
結構みなさんメモを取るとか言いますけど、僕メモ取らないんですよね本当に。
大事なことは覚えてるやろとか、大事なことを覚えておける頭になっときたいと言うか。
ガサツなんで駄目ですね。
でも今日喋りたいことは、思い出したわけじゃないんだけどこれやなと思って。
また喋りたかったことは思い出すでしょう。
よく思ってたんですけど。
学生時代…僕も受験戦争というか義務教育とか勉強みたいなことはどっちかっていうとしてきた。
してきたというかさせられてきた。
小学校の3年生ぐらいから塾に入られて、3年生から6年制まで塾に行って。
中学受験で私立の中学校を受けて。
その頃って子供も多かったし、今より多いんだろうし、私立だったから倍率は5倍とかでしたね。
よう5倍のとこ受けて通ったなと思いますね。
5人に1人しか通らへんもんな。
そんなこんなで中高は中高一貫の男子校に行って勉強させられた訳なんですけど、もちろん僕は遊ぶことが楽しくてそういうことから逃げてました。
浪人してまた勉強することになって、さすがに最後の半年勉強して国立の大学に入って、そっから全然遊んでて勉強しなかったんだけどなんとか卒業して社会人になったと。
社会人になって1番何が違うかって、やっぱり答えがないことですよ。
基本的に学生時代っていうのは答えがあることを勉強してましたよね。
例えばテストに出ることを勉強してた。
なぜなら答えがあるテストをやって、答えがこの範囲から出るとわかってるから。
そこでよく数学の意味が分からないとか、世の中の役に立たないとか。
まあ歴史は役に立つというか知ってた方がおもしろいことがあるから、ある意味役立ってるのかな。
何の役に立つかわからへんとかって社会人になってから言う人はいるんですけど、そんな人に限って社会人になっても答えを求めるんです。
変やなと思ってて。
例えばトップ営業マンになるためとか、儲けるためにはとか。
今でいうとけん玉とか人狼をやってるんで、遊びにも答えを求める人が物凄く多くて。
けん玉はどうやったら上手くなるんですか?
コツはあるけど答えでもないし、僕が導き出した答えでしかないし。
それが正解だなんて誰も知らないからね。
昔は教科書があってテストがあって、こっからここに書いてることが答えという前提でやってたから。
例えばだけど、歴史が実は間違ってたとしても教科書に書いてあることをちゃんと書けば丸がもらえて点数がもらえるという制度をしてただけやからね。
社会人になって答えがないことへの取り組みっていうのがものすごく多くなるんですよ。
営業の成績を上げるには。お客さんに物を買ってもらうには。会社を良くするには。良い人材を取るには。
そこには答えなんかあるわけがなくて、答えに近いこれがベストだと思うことをみんなで考えて行動していくだけの話で。
公的な国の機関であったりテレビが報道することとかが全て正しいとか答えなわけがないし。
答えを求めるっていう効率的なことをしようという人ほど効率悪いときもあるんですよ。
こうすれば治るとかこうすれば修理ができるとかってことについては答えがあると思いますよ。
でもけん玉が上手くなるためのコツはあるけど答えなんかなくて。
そんな答えを見つけるより、いっぱい経験してトライアンドエラーした方がいいしね。
頭でっかちになっちゃダメなんよね。
特に思うのは、遊びに関しては答えを自分で探すからおもしろいんだって。
けん玉はどうやればうまくなるかっていうのは、ちょっと上手い人にコツを教えてもらったりそれを実践してみてうまくいくことがおもしろいわけで。
そのコツが間違ってるかもしれないけど、自分で考えてやることがおもしろいわけで。
人狼ゲームもそうですよ。
どうやったら上手くなりますかとか、どうやったら予言者で信じてもらえますかとか。
コツはあるかもしれないけど答えなんか絶対なくて。
だって答えがあったら人狼ゲームなんて成り立たないんだもん。
それを全員がやったら…それを人狼がやったら人狼は正しくなっちゃうわけでしょ。
だから自分でやるのが楽しくて。
自分で調べて自分で行動して自分で実感して答えであろうことを叩き出してやってみるのがおもしろいという過程を楽しむのに、そんな答えなんかないでしょって思いますけどね。
だから定石っていう言葉があったりっていうのはありますけど、全てのゲームに定跡があるとは思わないでほしいし、全てを疑って言ったら変ですけど答えは用意されてないし。
NHKがすること、国の機関がやることがすべて答えが正しいだなんてみんな思ってないでしょ。
総理大臣だって間違えることをするし。
大統領だって間違ったことをするでしょ。
僕は大学までの授業とか、答えのあるテストっていうのは論理的思考であったり記憶力であったり、何かそういうものを導き出す訓練だと思ってるんですね。
せっかくそうな訓練をしてきたのに、社会人になって答えがないという難題に毎日立ち向かわないといけないから、自分が求めるであろう答えにたどり着くための論理的思考であったり記憶力であったり感覚っていうのは、今まで練習してきたのにそこで答えがない問題に立ち止まったときに答えをショートカットでも止めに入ったり答えがあると思ってしまう事っていうのはなんかちょっと矛盾してて。
それってちょっと考えたわかることかなとは思うんですけどね。
その練習だったと思います。
だからあまり意味がなかったとも思わないし、因数分解になんの意味があるのっていったら意味はあるし。
そこへたどり着くための超合理的な数字である論理的な何かだと思うからね。
だから答えを求めなくてもいいし、答えじゃなかったとしてもいいんですよ。
答えなんかないから。
その感覚で何かやっていくと…映画のネタバレされたら怒るとか、ドラクエやってて全部の必勝法を横で言われると怒るでしょ。
そういうもんじゃないんですかね。
遊びとか特にね。
自分でやるから、自分でなんかするからおもしろい。
ってのは遊びの前提ですね。
なのでうまくいかないことも、これがうまくいったら俺いけてるやんって思えるのって無条件で遊びにはあるから。
それが別に利害関係があったりお金とかじゃない限り、お金とかかかんないわけだから。
それがおもしろいんじゃんって思うから。
すぐに答えはわからないときほどワクワクして欲しいし、わからないときほどこれは時間を使って俺の人生を使って解いていくというか、見つけていくのが楽しいなと思えばいいんじゃないかなって思いますよ。
という感じのこと今日はお話ししました。
じゃあまた今日も頑張ってきましょう。
児玉健の遊び人トークでした。
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