【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#49 人と比べないくせ|けん玉教室で強く感じたこと
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#49 人と比べないくせ|けん玉教室で強く感じたこ」(4月5日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#49 人と比べないくせ|けん玉教室で強く感じたこと
今日はですね、僕はけん玉教室を今やってるんですけど、そこで感じたことを。
そこで教えてる事に近いんかな。
感動をつくる
みなさんが知ってるけん玉ですよ。
そのけん玉を先生として教えてるんですけど、今年から始めたやつは前のVoicyにもありましたけど、新しい取り組みではあるんですよ。
まだまだマイナーなけん玉というものを教えるということでみなさんに満足してもらう。
その分のビジネスが見えるようなレベルにすると。
今んとこ実感や感覚はありますね。
とても良いです。
無理やり…無理やりじゃないな。
こちらのやり方で感動をつくれるっていう実感が湧いてます。
人と比べることの無意味さ
そこで教えてることは、けん玉を教えてるんですけど、最終的にはけん玉はもちろんけん玉以外の部分に自分で当て込んでいくっていうことは人生の豊かさに繋がっていきますのでそこを意識している。
特にけん玉って何がいいかって、人と比べることの意味の無さとか、あと努力すると絶対に後退しない。
要は努力は裏切らないというか努力して下手になることがない。
その2つかな。
すごくスキルを問われる遊びなので、他人と比較するのが簡単なんですけど、他人と比較する必要が全くないし意味のないことが分かってくるんですよ。
僕はどっちかっていうと他人と比べて生きてきた方なんで。
ざっくりいうと30歳までは人とばっかり比べて生きてきたかな。
仲がいい…特に高校生とか中学生のときは特にかな。
周りにいた友達と比べて自分がどうだっていうことでしか価値判断がなかった。
そっから自立した風に見えたけど、人と比べることをやめてなかったと思うし。
30歳になって仕事辞めてフリーになってから人と比べることの意味の無さがわかってきた。
本当にあまりに意味がないことが多いんですよね。
それ比べてどうすんのみたいなね。
言い訳にしない
前も言ったかもしれないけど、例えばけん玉を人と比べてしまったら、あの人は僕より上手いとか、同じ時期にスタートしたのにあの人の方がうまいとか、あいつは最近始めたのに自分よりうまいとか。
それを辞める理由にして、自分には才能がないんでやめますみたいなこというと、単純に世界一のチャンピオン意外全員やめなあかんですよね。
もちろんトップで、決勝で戦い合う人間は相手のことを意識して比較して戦っていかなあかんと思うねんけど。
簡単にいうと日本の100年の文化のあるけん玉が、たった2年で20歳のアメリカの若者に優勝を取られましたからね。
100年の歴史がごぼう抜きされましたから。
でも、そいつがすごい努力してることと、かかっこいいことが分かってるから俺は全然そんなもん嫌じゃないし、むしろ喜ばしいことだし。
人と比べるっていうのはそもそも意味あんのかなっていう気がしてて。
それによって自分のやる気がなくなるとか、モチベーションが下がるとか言い訳にしちゃうとか逃げ道にしちゃうっていうことは意味がなくて。
それこそフリーランスでやりだしたら、独立したら、人と比べたらダメなことばかりですからね。
30歳になって無職になってるやつはいない。
30歳の同期はこれくらい稼いでいる。
30歳のやつは結婚してる。
知らんわって話でしょ。
自分と向き合う
自分と向き合う方が絶対人生楽しくて、けん玉はそれを教えてくれるんですよね。
他人と比べてあの人はあの技ができるのに私は何でできないんだろうと思うより、そんなことを考えてる暇があったら努力して努力して努力して、気が付けば…数ヶ月ですよ。
もう忘れるぐらいの期間で、当たり前のようにできるようになってる。
これは自分が練習したから。
他人と比べてできないから練習をサボる。
私には才能がないと勝手に思う。
それでけん玉を置く。
やる気が出ない。
そんなもん言い訳でしかなくて、本当にそこで練習していると、気がついたら人より遅いかもしれないけど絶対できるようになる。
けん玉の俺が一番好きなところはね、努力をするとうまくなるんですよ。
それが如実に出る。
人生もちろん努力をしたから幸せになれるかっていうとそんなもんよく分からんけど、けん玉は着実に上手くなるんですよ。
ちょっといいのは、ちょっとやんなくてもヘタには多分ならない。
ちょっとは感覚がとかっていうかもしれんけど、今の自分のレベルぐらいまで行くとけん玉をやんなくても下手にはならない。
ただうまくはならないよ。
全然うまくはならないんだけど下手にもならない。
それってすごい良いことで、努力した分だけ上手くなるしおもしろい。
けん玉やってると人と比べることのしょうもなさが分かるよね。
それでも人と比べちゃう人も多いんやけど、本当に比べないでいただきたい。
あなたが練習してあなたが上手くなって、それでいろんな人と仲良くなって楽しくやってればええやないの。
そんなもん世界チャンピオンを目指す人以外は考えなくていいよ。
そこは人生にも言えると思うよね。
人と比べることほど意味ないことないよ。
勘違いやからね。
同期の女の子は結婚しててって、その結婚もさ、ひとつの結婚っていう結果だけでどんな結婚してるかとの夫婦生活してるかなんてその人にしかわからへん比べるもんでもないからね。
それが幸せかどうかすらわからんからね。
統計的なもんやから。
別に結婚とか恋愛とか子供とか、そんなもん人それぞれやしオープン情報じゃないからね。
オープンにして胸の内を全員しゃべって、それを聞いて統計取ったならまだわかるけど。
ほとんどは意味ないって言うとね言い方やけど、そんなもん人によって幸せかどうかなんて感覚やからね。
本当にそういうのって意味なくて、結果的なもんとか表面的なもので、そういうものが良いとか悪いとか。
弱いよね。
そういうので言い訳にすんのそろそろやめようよっていう感じ。
めっちゃ簡単な言い訳やもん。
隣の人がこれやってるからとか。
友達がこう言うから。
大多数がこうだから。
っていうのを言い訳にするのはねもうそろそろ時代に合わなくなってくるよ。
マジでそんな言い訳ばかりしてる人はって感じがする。
そういうのを…でもいきなり人生でやるのは難しいから、けん玉をしたらちょっとその意味が分かるんですよ。
そっから人というのは変わるし自分が変わると思うんですよね。
すごくわかりやすいツールで楽しいよね。
なんか自己満足の…自分を肯定できる。
けん玉の良いところはなんですかって言われたらよく言うんですけど、できたとき100%自分のおかげで、できなかったとき100%自分のせいなんですよ。
それがめっちゃおもしろい。
だって手使ってる超アナログだから。
機械が壊れてるわけでもなければ、そういうもんじゃないから。
自分の力加減一つで技の成功失敗が決まるから。
100%自分のおかげで100%自分のせいなんですよ。
それが楽しいし、疑似世界と言うか…としてはめちゃくちゃおもしろいよ。
その努力をずっとするってことはとても楽しいことなんですよ。
ほんと数ヶ月やるだけでそう思えるんだもん。
その数ヶ月もできないようじゃって話がありますけどね。
長い人生の数ヶ月、そういうことをしてみてもいいんじゃないですかね。
はいということで今日の話でした。でわでわ~。
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