【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#12 一生懸命ってこと｜熱苦しいですけどなにか
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#12 一生懸命ってこと｜熱苦しいですけどなにか」（２月５日公開）の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと（ @FujiwaraYoshit0 ）※加筆、修正、太字等の編集をしております。
実際の音声はこちらから。
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#12 一生懸命ってこと
本日は何を喋っていきましょう。「遊び人トーク」児玉でございます。今日は最近考える一生懸命ってことについて。
好きな事を仕事にするなら熱量がないと
最近思ったのが、僕は遊びを仕事にしているので…人狼ゲームとけん玉を中心にボードゲームとかの遊びをやっているので、当たり前と思ってるけど、わりと人と話すときに熱苦しいと思うようで。
今まで7年ぐらいやってて、最初の形になってないときこそやっぱり熱く、「こんなにおもしろいんだ」「こんな可能性があると思うんだ」「これがやりたいんや」ってことも、ずっといろんな人に言ってきたわけです。
それは大事で、自分の思っている気持ちはもうどんどんどんどん発信していくべきだなって７年前から思ってました。とにかくよく分からんことやってんねんから、どんどんどんどんその思いを外に広げていかないと応援者が出てこないんです。
応援してくれる人っていうのは何人かに１人絶対出てくる。そのときはなんやそれと思ってても、いつかこんなこと言うとったなと思ってくれたらいいし。こういうマイナーなこと…自分が正しいと思ってることやってるときは、応援してくれる人がすごくありがたいわけです。そのために発信し続けるっていうのはずっとやってきた。
そんな中、「児玉さん熱いですね」とかすごく褒め言葉で、「児玉さんの熱い気持ちにびっくりしました。」「こんな熱い人だと思ってませんでした。」「もっとクールな人だと思ってました。」って言われることもあるんですけど、どうなんだろうね。
冷めてる部分はもちろんあるけど、仕事として、それを好きなものでやって行こうって思ってる人間にそれなりの熱量がないと嘘でしょ。そういう意味では言ってないと思うんだけど、「児玉さん熱いですね。」と言われたら当たり前やんって思ってます。なんで冷めてんのって。
逆に一緒にやるとしたら、俺と仕事するんだったらそこに熱い気持ちは絶対必要だし。冷めてたらなんでなんと思うし。とか思っちゃうときあるんですよね。そういう意味で言ってないと思うんですけど。
一生懸命やれば勝ち
だからこの話で言うと、一生懸命になる事、熱くなる事に何の損もないっていうか。なんなんすかね。その熱苦しいとかって、なんか冗談で熱いなっていうのから一周しちゃって、元々の意味を失ってんちゃうかなと思って。
熱苦しいかもしれんけど、熱い事って損ないと思う。特に僕みたいなフリーランスの人においては。表現の仕方いろいろあっても、少なからず熱いところはあるでしょう。
そう思っているから当たり前なんだけど。よく使う言葉で言うと、一生懸命になんかやること。これなんなんかも小学生みたいなんですけど、今更ながらすげー大事なと思ってて。もう一生懸命やったらその時点で勝ちなんですよ。
一生懸命やった結果負けたとか、一生懸命やった結果うまくいかなかったとかであるじゃないですか。そりゃそうですよ。一生懸命=成功ではないですから。一生懸命やったって失敗することもあるし、一生懸命やったから成功することもある。
お金を稼ごうとかビジネスで大成功することが成功なんだったらあれだけど。お金が儲けれたら成功とも俺は思わない。なんかもう一生懸命した時点でで成功、勝ちやん。
たぶんそれで失敗したら次また頑張るし。一生懸命やってない人は、失敗しても成功しても負けなんちゃうのって思うんです。そんなんで成功とか嬉しい？って思うし。一生懸命になってなかったら失敗してもあんまり痛くないしね。振り返らないし。
結局いい失敗をするっていうのは、一生懸命やる以外ないんですよ。だから舞台の監修みたいな事やってるんですけど、やっぱり一生懸命やってくれることで絶対に負けはないし。失敗をするかもしれんけどある意味勝ちだし。人生においては。
そもそもいろんな、お金とか有名になるとかちやほやされるとかいろんな承認欲求はあると思うけど、人生において一生懸命何かをしないっていう意味では、何のために生きてんのって話にもなる気もするんですよ。結局一生懸命やったら勝ちっしょっていう。
やっぱりトップレベルの堀江さんとかは、本当に一生懸命だなって思うし。それで成功とか盛り上がったりしてるからこそ、結果はついてくるもんなんでしょうけど、失敗もいっぱいあるし。
それが一生懸命やった結果、全然身になるというか。後悔もなければ対策もできるっていう感じ。
だから、けん玉を一生懸命やってきたから、結果いろいろなことが降ってきて凄く幸せですけど、そうなってなくてもそれなりに幸せだった気もする。
やりたいことが見つかりません
一所懸命やってないなって思うとへこむし。自分のこともそうだし。やっぱり自分が一生懸命になってないなっていうときは時々あるんですよ。俺頑張ってへんなってとき分かっちゃうんよ。自分だから。やっぱショックですよね。
良くないし、おもしろくないと思っちゃう。だからもう使い尽くされてすごく当たり前の言葉なんですけど、やっぱり頑張ってる人が好きだし、一生懸命な人が好きだし、そんな奴と仕事をしたい。
特にそれが打算的じゃなくやっていること。先を見すぎて「一生懸命になったってしゃーないよ。何の意味があるん。」とかってんじゃなくて。なんかそういうのはもったいないなと思う。
打算的ではなく、そのまま好きやしとか、やってみたいし、とかだけで突っ走れる人間は、サイクルが早いなあと言うか。人生においてのサイクルがどんどんどんの早くなっていく。
たぶんいろんな事が降ってくるし。いろんな幸せがあるし。人を感動させられるし。おもろなるんちゃうかなって思うんですね。やりたいことが見つかりませんとか、一生懸命になるものが見つかりませんとかって言うけど、それは一生懸命探してないんちゃうかなって思う。
考えることも大事ですけど、考えながら動くことが一番大事かなと思ったりします。けど、誰かに言われたんですけど、「児玉さんと一緒に仕事するのは難しそう。」とか。なんでかって、すごい児玉さんがやってることとか魅力的なことあるんだけど、児玉色が強すぎてそこについていけなくなるとか。自分の色をかき消されてしまうから一緒に仕事をするのが嫌って言う人もいるんじゃないですかね。みたいな話を聞いて、確かにと思って。納得と思って。それはそれですごくいいと思います。僕の人生はその方が効率いいと思うから。
だからといって止められないよね。人に熱苦しくないなと思われるために、冷めて対応することなんてないだろうし。みたいな話でした。どうなんだろうね。また皆さんいろんなご意見送ってください。じゃそんな感じで、一生懸命のお話でした。
