【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#38 慣れ慣れ慣れ|経験してからが勝負よね
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#38 慣れ慣れ慣れ|経験してからが勝負よね」(3月6日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#38 慣れ慣れ慣れ|経験してからが勝負よね
はい、今日は何の話をしようかな。慣れっていう話ですね。
独立してから7年くらいやってるんですけど、経験していい意味で慣れていくっていうのは大事だと思う。
会社員時代の給料を超えると…
何に慣れるかっていうと…ざっくりいうと欲求に慣れるというか。自分にはたくさんの欲求があると思うんですね。
例えばですけど、ちやほやされるという欲求があったり、褒められることもそうですね。
社会的にすごい認められることもそうだし。単純に好きだと好まれる。
あとは、社会的に認められること、お金がもらえること。
定期的に仕事があるとかもそうかもしれないですね。
知らない人からファンになられるとか。
そういう欲求の中で、大事なものとか優先順位とか、じぶんが心の奥底から本当に継続的に長期的に求めるものとか、大小があると思うんですね。
例えばお金を作り続けることが真の欲求だったりするってこともあると思うんです。
お金ってすごく数字化されたもので、100万円、1千万円、1億円って数値化されますよね。自分が稼いだということが何よりも。
人に好かれたっていうのは数値化できないですけど、お金は数値化できるんで楽ですね。
例えばそれを、長期的に継続的に追い求めるっていうのは、経営者にとってはすごく大切なことだし、それに慣れないっていうのはすごいいい事。
でも僕はね、無頓着なんですよね。お金ってものに。
そもそも億万長者になろうと思ってないというか。
億万長者になろうとおもってたらね、人狼とかけん玉とかやってないです。
けん玉とか人狼に命懸けて億万長者になろうっていうのは、それはそれで本気で思ったらヤバイなって。
でも、お金を稼いでいくこと、数字が上がっていくことはすごくモチベーションだったし。
少なくとも会社員時代、リクルートで働いてるときに稼いだ金額っていうのは超えたいなって思ってたし。
あるところでそれを超えたときっていうのはすごく嬉しかったのを覚えてます。
でも、1回超えてしまうと慣れてしまうというか、そこが全てのモチベーションではないので。
そこのチューニングは弱くなってくると思います。慣れてくると。
慣れなきゃいけない
よーわからんくて独立したときからすると、けん玉、人狼の舞台とか、ちょっと発信するようになったりすることで、ファンっていう定義じゃないんですけど、僕のことを好きでいてくれる知らない人っていうのが増えた。
もしかしてこれを聞いてくれる人も、最低限僕のことを好きでいてくれて、聞いてくれてる人がいるかもしれない。
でもねやっぱりそれは嬉しいことで、俺なんか知らん人に「かっこいい」とか「好きです」とか「応援してます」とか言われるやんって思ってたんですけど、当たり前ですけどそれがもっとすごい人はいるわけで、そこを目指している人がいるわけだから。
それに比べて自分はそういう人間じゃないし。そこで勝負してるわけじゃないから。
本当は嬉しいんですけど、それには慣れなきゃいけないと。
それが嬉しかったらそれに突っ走っちゃうんだよね。
もちろん嬉しいんだけど、それが本当の欲求ではない。
すごく嬉しい事だけどそれを一生追い続けてやるっていうモチベーションにはならないので、そういう意味ではすごく嬉しい事だけど慣れるように努力をしましたね。
勘違いはしちゃいけないとか。
邪険にする必要はないし嬉しいことなんですけど、自分の中で一喜一憂しないと。
調子に乗らないという部分もあるし。
今後は目指していかなあかんねんけど、社会的に認められるっていうことにも実はあんめり興味がなくて。
俺さえ良ければとか周りのやつとか仲良いやつが認めてくれたらいいかな。
社会全体に受け入れられようなんて思ってなかったけど、目指していかなあかんのかなって思ったりしてますね。
誰かに必要とされる
だから何が言いたいかというと、大事なのはそこら辺の、最低限人間にある欲求っていうのは一通り満たされるまで頑張った方がいいと思う。
まずは、そうなりたいそう思われたいちやほやされたいとか、誰かに認められる、稼ぐっていうことは目標にしてにしなきゃいけないし、達成しなければいけない。
で、達成した上で、慣れていかなければいけない。
ずっと言われてて気持ちいことは気持ちいいけど、本当に言われたいことはどれだって取捨選択を、その先ではしなければいけない。
俺は何が1番嬉しいかなー?
今まで継続的に嬉しいのは誰かに必要としてもらえることですかね。
プライオリティが1番高いかもしれないな。
それは、「児玉さんかっこいいです」「児玉さん応援してます」も含まれるけど、よりその強い人が現れる。
「児玉さんだけにお願いしたい仕事があるんです」とか、「これだったら児玉さんが適任だと思うんです」とか。
そういう仕事を持ってきてくれる人。その人の中で児玉健が1番に浮かんできてくれたみたいなことっていうのは、めちゃめちゃ嬉しいことだし、もちろんそれが有名になることであったり、お金が稼げることだったり、社会的地位を持つことに繋がるんだけど、まずはその必要としてくれる人が好きですね。
必要としてくれた上で、何かを起こそうとしてくれる。具体的に起こそうとしてくれる人がすごくありがたいし、大好きですね。
大好きだからこそ、そこに120%のお金以上だったり期待されている以上のものを返そうと思えるのも、そういうモチベーションからかもしれないです。
自分のために生きる
飽きるし、それだけを求めていくというのは無理っていうことは1回経験しちゃって慣れちゃえばいいと思うんよね。
僕は人狼ルームとか人狼ゲームが大好きな人に支えられてるんですけど、僕のことをキャーキャー言ってくれるすごく嬉しい方たちだけが支えているとも思わないし。
それにしてはもっともっとちゃんとしなきゃいけないと思うし。
すごく嬉しいから頑張る活力にはなってるし。
それだけを求めに行かないっていう部分はある。
1番求めているのを、自分が納得するとか自分が楽しいとか、自分を満たすってことがなにかを満たすってことよりも上に立ってるから、こういう自分勝手な生き方をするんだなぁと思いますけど。
まあそういうもんじゃないの。
究極。極論。最終形態。
自分のために生きるんでしょうね。
歳をとってからかもしれないし。っていう感じですね。
でも本当に大事なのは、最初から頭でっかちに俺はこういうのはいらないは絶対だめ。
稼げる喜びとか稼いだときの安心感とか全てを含めて経験した上で、そこまで強く思わないってこと。
その100か0かじゃないんよね。
とにかく1回は絶対に経験して、そのときに自分がどう思うかを考えなきゃいけない。
それが予想以上におもしろかったら、お金を稼ぐってことだけにシフトするってこともあるかもしれないしね。
すべては否定できないけど、自分が体感したことは否定していいなって思っている。
否定っていうか弱くしてもいいかなって思って。
体感を全部クリアすること。
その後に好きな方向に行くことっていうのが大事なんじゃないかなと思ってます。
どうでしょう。
(Voicyを)続けていくんで、みなさんTwitterとかFacebookとかなんでもいいんで感想とかください。
質問も受け付けていますし。コメントとかもどんどんください。
じゃあ今日はこんなとこで。
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