【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#24 誰と働くか|好き嫌い
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#24 誰と働くか|好き嫌い」(2月17日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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※記事執筆時点でVoicyのサーバーがダウンしていて#24のリンクを貼れないため、後日差し替えます。ぜひアプリから聴いてみてください。
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#24 誰と働くか|好き嫌い
「児玉健の遊び人トーク」今日は何の話をしましょうか。
最近ちょっと思ったのが、「誰と働くのが理想か」についてです。基本的には好きな人と働きたい、切磋琢磨していきたいっていうのはあると思うんですけど、なかなか一般社会の企業とかに勤めるとそうでもないことがあったり、むしろそうじゃないっていう人が多いと思うんです。
マイナーな子と遊ぶ日
それって欲求の裏返しだと思っていて、好きな人と働きたいとか一緒にいたいっていう気持ちがあるからこそ、そうじゃない現実に愚痴を吐いてしまう。
それが望ましいことではないと分かっていながらもそれが続いてしまうと、しゃあないなって。そんな好きな人と仕事できるわけもないか、という風になっちゃうと思うんです。
でも僕は選ぶべきだと思っていて、子供の頃ってすごい正直じゃないですか。この人と友達になりたいな。こいつと遊びたいな。と思って仲が良い友達と遊ぶ。仲がそんなに良くない友達とは別に遊ばない。
僕は小学生のときは友達グループの中で、もちろん仲の良い友達がいて…どっちかというと目立ってるグループだったかもしれないです。
印象に残ってるのが、仲良しグループとは基本遊ぶんだけど、そうじゃない友達もいたんです。どっちかっていうと目立ってない子とか。あまり友達が多そうじゃない子とか。何人かとはすごく共通の趣味があったり。
なんかこう言うと変な話ですけど、メジャーな子たちと遊ぶときとマイナーな子と遊ぶ日っていうのが自分の中にあった。良い悪いとかじゃなくて、全然違う楽しみ方だった気がしてて、僕はどっちも好きだった。
ヘッドハンティングで雇う
人を選ぶことが、大人になるにつれて悪い事みたいに思われることもあって、どんどん頭も良くなっていくし分別もつくし、うまいことやっていくみたいなことが必要だと分かってきて、どんどん麻痺していくんです。
今になって思うのは、やっぱり好きな人と好きなことをやるっていうのは一番幸せで、短い人生の中で全員と仲良くなれたら…全員と働けるわけがない中でそれをチョイスしないのは損だなって思うんです。
だから僕は、人狼ルームの運営をしているところにスタッフが6、7人いるんですけど、基本的には選んでます。公募みたいなことはほとんどしない。
こいつだったらいいかもみたいなのでヘッドハンティングして育てていく。こいつらだったら分かってくれるだろうってところに注力してたし今でもそうかな。
フリーランスのおもしろさ
嫌いな人と仕事をする必要ってなくて、嫌いとまではいかなくても好きじゃない人っていっぱいいるじゃないですか。別に嫌いとまでは言わなくても普通の関係なのは、知らないからっていうのもあると思う。
この人と仕事したいなって俺が思う人には働きかけるし、こうやりたいと思ったときに、その人のスキルと自分のスキルの掛け算ができないかなって考える。できるなって思ったらすぐに持ち込んで行く。
それができるのがフリーランスのおもしろいところかな。
けん玉とかもそうですけど、大企業だから(仕事を)受けるとかないです。それだけの理由で受けることはない。
こんなん言うとあれですけど、けっこう信じてない。企業が大きくなると動きが遅いし、あんま好きじゃないんですよ。段取りも多いし。
例えば、「お会いしてお話ししたい」「挨拶したい」って言ってくれるんですけど僕は挨拶はいらないし、電話で済ませるなら電話で済まして欲しい。
来て挨拶だけされても困るし、「会って話したい」って言われて会いに行って、「またご連絡します」って言われて連絡来て、「予算が合いませんでした」って断られてたって「は?」って話ですから。
会ったとこで予算は変わらんやろって。しかも打ち合わせって向こうの会議室だったりするじゃないですか。わざわざ行ってそれって、変やなって思うしすげームカついたことはあります。
自由になるために飛び出せ
話がそれましたが、働くことは人間の活動としてすごい比重を占めるじゃないですか。人生でそれを仕事と見ると、うまいことやらなあかんってなるのは分かるんです。
けど、1個上の、人生の大半を占めるものと考えたら、楽しいに越したことはないじゃないですか。で、それが自由にできるところに飛び出してみるのは怖いけど、楽しいし飛び出さないと損って感じがします。
友達とはちょっと違うんですけど、僕は仕事を一緒にしたい人ってのが多かったりするし、感覚でこの人の依頼を受けてみたいなと思う依頼を受けることもある。
仕事してみてイマイチだったとか、一期一会とはいえ1回きりで終わってしまうこともあると思います。
けどね、好きな人と好きなこととか、嫌いなことでも好きな人とやったらめちゃめちゃ楽しかったりする。そういう感覚って絶対あると思うんです。すごく仲の良い友達とか尊敬できる友達とかおもしろいやつとやるんだって。
ハードル下げて一緒にやってみる
僕はどっちかっていうとハードルが高い方なので、すごい選んじゃう悪い癖があるんです。そのハードルをちょっと低くして、この人いいなって思ったら突っ込んでみる。仕事してみる。プロジェクト1個だけでもいいから。
そしたら仕事のスタンスとか分かるんですよ。相性とか。だから何回でもやってみたほうがいいと思う。悪くないなと思ったら続ければいいし、合わんかったなっつたらやめればいい。
やってみることが大事だから、最近はハードルは高くしないようにしてます。
何かおもしろいなと思ったらやってみるっていうのは大事で、大人になったからこそ、分別がついてるからこそ、子供のときみたいに好き嫌いで判断していいんだよって思ったりします。
分別がついて大人の経験を積んでいるからこそ、子供の心を持ったときには最強だなって思うことがあるので、めっちゃバランスいいと思います。
少なくとも仕事だからという理由で、あんまり好きじゃない人と仕事をしなあかんていうのが当たり前だとは思わないで欲しい。
僕もできないんですけど、人生の1/3はベッドにいるから寝具には気を使うみたいに言うことってあるじゃないですか。人生の1/3過ごしているところにお金をかけて、いいものを使うって大事なんだろうなと思います。
けど、仕事にも自分の意思と選択は絶対に持つべきだなと思います。僕もそれを持って、これからもどんどん仕事していきたいなと思います。仕事はしたい人としてみた方がいいし、人にはしたいって言うべきだと思います。
そんな話でした 。
けん玉始めてみませんか。
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