【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#25 遊びの未来|未来への準備
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#25 遊びの未来|未来への準備」(2月18日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#25 遊びの未来|未来への準備
今日は何の話をしましょうか。
遊びについて考えたときに、遊びの未来ってことを考えるんです。
余暇が増える未来
これは堀江さんがよく言ってたり、本にも書いてあるんですけど、遊びの未来は明るいなと思ってるんです。遊びというか娯楽ですね。
堀江さんが言ってたのが、どんどんAI化とかロボット化が進んできて、単純作業がどんどん機械に代わられると。そうすると、人間がやることが少なくなる。人間がしなくてもいいことが増えてくる。
とは言え、日本の人口は減っていっている。これはもうしょうがないですね。どうしようもないことなんで、ほぼほぼ数十年後は決まっているような状態。
その中で、生産性をあげるために機械を使うんですけど、そうなると、やることが少なくなるんじゃないかって話です。
要は余暇を持つ時間が今後増えてくるんじゃないかなという考え方を、堀江さんはされていて、その余暇をどう過ごすか。
余暇を過ごすということが今までよりも多くなると、遊びのチョイスが必要になってくる。
ノー残業デーで空いた時間に何するの?
日本には、ちょっと思うんですけど、まだまだ娯楽の種類が足りないと思うんです。
僕が社会人のときによく思っていたのは、もっともっと楽しい娯楽があれば、仕事をすっぽかしてでも行くのに、それに見合う遊びがないんじゃないかと。
要は、仕事を早く終わりなさい。ノー残業デーで帰りなさいというのは、半分正しいんだけど…でもそこで空いた時間に遊べなかったら意味がないんです。
だから、ノー残業デーはいいけど、じゃあノー残業デーだからこそ遊ぼうと思えるものが、今の大人には選択肢が少ないと思ってるんです。
で、これからそういうものがどんどん投入されることによって、余暇を充実させることが大切になる。
僕がやってる人狼ゲーム専用の店っていうのは、今までに無かったものだし、例えばボードゲームカフェっていうのもそういうものかもしれないし、脱出ゲームなんてまさにそうですね。
SCRAPさんがやってることは、数年前には無かったものだし、もちろんそこにプロ野球観戦とか、いろいろあるじゃないですか。増えてきてるんですけど、もっともっと増えるべきだと。
遊びのプロの需要が上がる
そっから先に行くと、遊びを極めた人、遊びのプロフェショナルっていうものが必要になってくる。その専門家です。
もちろん僕の場合は人狼とけん玉ですね。人狼とけん玉を教える人。その店を運営する人。みたいなものが増えてくる。
そういう人は世の中にいっぱいいて、例えば今回の静岡は将棋棋士の村中先生と一緒に行ってたんですけど、彼はプロの棋士。もう何万分の1という頂点に立っているプロです。
でも、例えば仕事が効率良くなって余暇を過ごすときに、将棋を趣味にしてみようかなって思ってやる人が多くなると、将棋を教える人が必要になってきます。
そのときにそういうプロが大事になってくる。そんな感覚ですよ。
だから、これから遊びのプロの需要は増えてくる。そういう未来があったとして、すごくそれは良いですね。遊びの価値が上がるってことですから、すごくいい未来。
前もいいましたけど、遊ぶために働いてんねんからその働く時間を効率良くして、そこで稼いだお金とか余った時間を人生を豊かにするために娯楽に使う。
プロの遊び人集団
その未来はぜひ叶えたいと思うんですね。で、僕は結構こういろいろやってきて、遊びの人脈がいろいろ広がってきたんです。
ボードゲームを作っている人もそうだし、テレビゲーム作っている…それこそドラクエを作っている人と友達になれたりするような感じ。ゲームクリエイターもしくは、将棋の騎士、麻雀のプロ。
いろんな遊びのプロがいて、その人達となんかできたらおもしろいなって思う。
なんか、僕の未来としてざっくり思うのは、もちろん僕は遊びをどんどん広げるためにやっていきますけど、プロの遊び人集団を作りたい。
僕だけではできることじゃなく、幅広くなんにでも応えることができる、遊びで食っている集団。めっちゃかっこいいなって思うね。
そういう人たちが、人に遊びを教えていく。みんなの空いた時間に、おもしろい遊びを提供していく。人が魅力的だったらそのジャンルをしますからね。
多分将棋を好きじゃなくても、その人が魅力的だったら将棋をするようになるだろうし。けん玉なんて興味なくても、この人が教えてくれるんだったらって、けん玉を始めてくれる人もありがたいことにいる。人狼ゲームもそうかな。
来るべき時代に備えて努力する
遊びのプロの需要がどんどん増えてくる時代になるんじゃないかって思う。
楽しい未来であるし、そういう未来がきたときに…まだなってないから、もしかすると僕が死んだ後になるかもしれないけど。
その時代が急にきてしまった場合に、サボってちゃダメですね。
iPhoneが出てきたとき、僕は会社を辞めたときにたしかiPhoneに変えたんで、7~8年前ですかね。
こんなにスマホ1つで、いろんなことができるようになるなんて思わなかったし、10年後はやっぱりわけ分からんことになってるんですよ。
10年前に描いた未来なんて、今はまったく誰もが想像できなかった未来になってるし。
だから10年後くらいにそんな世界になってるかもしれなくて、その需要がぶわっときたときに、実力ないと絶対だめだから、そのために頑張んなきゃいけない。
今を一生懸命、やってくるときに備えて、あ、準備できてますよ。大丈夫ですよって言える状態を作っておきたいですよね。なんでもそうですね。
僕は来るべきときにマッハで行動できるように、常に準備をしてます。そのチャンスを絶対に逃したくないから。
それは努力しかなくて、そのときにスキルが足りなくても、一糸報いることができるように訓練をしているって感じかな。
そんな未来も想像しているし。想像していると準備ができるし、妄想しているとそうなったときこうしたいなって思えるから、偶然その未来がきたときに、誰より早く動ける。これは結構大事です。
その未来が来なかったらとりこし苦労で終わりなんだけど、それで良いと思う。ただ、いざ来たときに、そのときにはもう遅いですからね。
そんな楽しい未来をつくるべく、これからもやっていきたいと思います。このVoicyだって1つのものだし、これが10年後どうなっているかっていうのはすごい楽しみですね。
ということで、今日の遊び人トークでした。
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