【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#22 遊びとお金２｜遊びのための仕事
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#22 遊びとお金２｜遊びのための仕事」（２月１５日公開）の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと（ @FujiwaraYoshit0 ）※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#22 遊びとお金２
「児玉健の遊び人トーク」今日もやっていきましょう。昨日に引き続き「お金と遊び」ということで、あれからまだもやもや考えてるので続けてみます。
遊ぶために働く
仕事っていうのは、基本的にお金を稼ぎますよね。で、そのお金を生きていく上でやりたいことに使っていく。減ってはいきますけど何にでも使えるから、何かやってるわけです。
ということは極論言うと、遊ぶために働いてるんですよね。休みの日にいろんなことがしたい。旅行に行きたい。美味しいご飯食べたい。誰かにプレゼントを贈りたい。どっか遠くに行きたい。
ということで、お金を稼ぐということは遊びにお金をかけるということ。遊ぶために働いている。僕は逆に言うと、その遊ぶ人に何かを提供してお金をもらうという感じです。もちろん遊び以外にも色々あるんですけどね。
明日死ぬかもしれない
前に笑い話というか、飲み屋の席で言ってたのは、明日仕事なんでって遊びを切り上げて帰るっていうことはおかしいやんけって話をしてて。
遊ぶために働いてるのに、働くために遊びを切り捨ててるやんっていう。働くために…当たり前っちゃ当たり前なんですけど。ちゃんと働くために遊びを控えるとか分かるけど、ちょっとおかしい気もするみたいな話を飲み屋でしてました。
いろんな側面があるから、長く継続的にしっかりと働くために遊びすぎないとか、遊びを継続するために、長期的に見てやるっていうのは分かってますよ。でも極論はそうじゃないよね。
僕もそう思っていて。これは会社にすごい大好きな先輩がいて、その人背中ばっかり追っかけてたんですけど。少なからずその人の影響を未だに受けてるなと思うんです。
かなり狂ってる人で、同じ部署にいた先輩で５コ上くらいやったんで、すごい飲みに連れて行ってくれたんです。で、その先輩と間に3人の先輩も挟まって行って、すごい楽しくてよかったんです。
いつも終電間際になるとその人は、もう帰りましょうかみたいなことを違う先輩がいたら、「おまえアホか、明日死んだらどうすんだ。」と。明日死ぬかもしれへんのに、この今の飲みを、一緒に飲んでる楽しい時間を終わらせるとはどういうことやと。
めちゃくちゃな理論だったけど、そんなのがいっぱいあって…僕はおもしろかったから残ったりしてたんです。
そんな事ばっかりして、僕は実家で遠かったんで、毎週3回8000円ぐらいのタクシー代で夜帰ってたんです。で、これ絶対一人暮らしした方がいいやんと思って、一人暮らしを始めました。
明日死んだらどうすんのみたいのは、いつも酔っ払ったらいう人で、明日死ぬんやったら今日はみんなで楽しく話すやろみたいな。なんかアホなんですけど一理あるなと思う。
１回ブレーキ壊してみる
次の日に仕事のパフォーマンスが出ないってこともあるんですけど、そのブレーキをどこで踏むかっていうのは、一旦ブレーキを壊さないと分かんないなっていう感覚が俺はある。
そんな事ばっかりしてると本当にしんどいときもあって、眠かったりしたけどやっていけたし、そのせいで営業成績が下がったってことは6年間無かった。
ブレーキっていうのはときに壊していいんだよって思うんです。ここしかないみたいな瞬間ってあるわけですから。
この人といる時間なんて1年に1,2時間ないかもしれないと思ったらむちゃはするでしょ。むちゃをするときっていうのは絶対に必要で、そのために働いてるといっても過言ではなかったりする。
平均から逸脱しろ
ちょっと話が逸れてきたのかお金の話じゃないんだけど、まあそういうことですよ。働くために遊んでるのか遊ぶために働いてるのか…遊ぶだけじゃないですけど。生きるためだったりもするし。
お金との向き合い方は、僕は最低限稼ぐこと。家族を養うこと。最低限の生活をすること。ストレスが無くなにかのときに動けること。そういった稼ぎ方をしないといけないと思う。
お金のためだけだったら、もっといっぱいやれる事はあると思う。娯楽…お遊びなんかに手を出してないで、お金だけを求めてビジネスをするっていう方向に、もう僕行けないんです。
とは言え、遊びとか娯楽の業界ではなかなか世の中が厳しかったりするんで、統計的にそんなねうまくいくわけじゃないよっていう意味でしょうけど、遊びの勉強してるときに、「おもちゃとか遊びで食っていくのは大変だよ」みたいなことを言う人がいて、それが嫌いだったんですよ。
業界全体のことを自分ごとにすんなって思っちゃったんですけよ。口が悪いですけど。おもちゃ業界が不況だからって、それを新しくやろうとしてる人に対して「簡単じゃないよ」みたいなこと言うのって何の意味があるんやろうと思ってる。
業界の平均はそうかもしれないけど、そっから1人だけ平均から逸脱して、ものすごい売上あげれば良いだけの話だし。平均が悪いっていうことは何かやり方が違うんだろうって思うし。
それを言い訳にするのは嫌だな。別に俺は遊びで億万長者になるんだと思ってないんですよ。必要性を感じてないから。お金と良いバランスを自分で保ちにいってるんでしょうね。
無償でつかむ経験
だからお金にこだわる働き方もするし、お金にまったくこだわらないようなこともする。それは本当にたくさんしてきたかな。
シビヤにやってきた部分はある。ただでは絶対やらないみたいな。とは言え割には合わないけど、そんなの関係なくやるんやっていうことも多いですしね。
自分の経験とか、あんまり人のためじゃないです。僕が無償でやることは自分のためのことが多いかな。
自分の経験として、おもしろかったのは…インドにけん玉パフォーマンスで行ったんですけど、ほぼ自腹で行ってたんですよ。
航空券とかホテル代を出してもらったんですけどギャラは全くなしで、一週間ぐらい滞在してて、現地で使うお金とかは自分の生活費だから自腹だし…やっぱりインドに行きたかったんですよ。
けん玉でインドに行ってみたかったっていう好奇心が勝って、お金を払ってでもとは結局ならなかったですけど、ほぼノーギャラで行った。そういうものを掴みに行くときはそうですよね。
自由にこっちがコントロールできる。独立して自分で仕事を作ってお金を稼げるっていうのはおもしろいかもしれないですね。ここは自分で決めれる。もらうとこは自分で取りに行く。それは一番楽しいと思ってる。フリーの安売りをする気もないけど。
なんかまとまってないで申し訳ないね。でも誰でもですけど、やっぱりお金の事は考えた方がいいし、ちゃんと向かい合って、自分にとってどういう存在かっていうのは大事だと思います。お金について考えるのは楽しいと思いますよ。では、Vol3あるのか〜？
けん玉始めてみませんか。
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