【読書感想】人を好きになることを恐れない「人生の勝算」

売れに売れた「嫌われる勇気」は、アドラー心理学の内容を岸見先生が哲人と青年対話形式で書いた本でした。

 

内容はざっくり言うと、嫌われてもいいじゃないかということ。

自分が誰かに嫌われたとしても、嫌うというのは相手のタスクであって、こちらでコントロールできるところではない。

だったら自分のタスクに集中すべきだよね。

まあ、ざっくり言うとこんな感じの内容です。

 

影響を受けやすい僕は、しっかりと心に嫌われる勇気を植え付けました。

人の顔色なんて伺わずに、自分のタスクに集中して想いを突き通せばいいんだって思いました。

そこからの僕は、これまで以上に自分の意見をはっきりと発言したり、より自分をそのままさらけ出すことができるようになりました。

 

自分をさらけ出しすぎると軋轢も生まれます。

誰とでも一緒にいれるタイプでしたが、いつの間にかかなり付き合う人が厳選されていくようでした。

それでも、嫌われることが怖くなかったのでそのまま突き進み、だんだんと個人主義に陥っていました。

 

そんな中、つい先日前田裕二さんの「人生の勝算 」を読みました。

そうです。石原さとみさんと沖縄に行ったことが話題になった前田裕二さんの著書です。

 

羨ましいなと思いながら軽い気持ちで読み始めましたが、読み終わるころには僕の価値観が大きく変わっていました。

 

前田さんは、人から好かれることを大事にしています。

個人で出せる成果には限界があるけど、チームになると1人ではできなかったことができるようになるからです。

これは1人でトップレベルの成果を外資証券会社時代に成し遂げていた前田さんが言うんだから(前田さんは宇田川さんから聞いたようではありますが)、間違いないでしょう。

 

個人主義から脱却するためには、応援してくれる人が必要で、他人から好かれていないといけません。

 

好かれるためにはどんなことをすればいいのでしょうか。

それは、その人のことを好きになることです

好かれることは自分のコントロール外だけど、良いところを見つけて好きになることはできます。

 

ん?これって「嫌われる勇気」に書いてあったタスク切り分けと同じじゃないですか。

ここで、2冊の本から学んだことが繋がりました。

 

恐れずに人を好きになる。

 

それでもし嫌われても、裏切られても、それは相手のタスクだから仕方がないんです。

どんな人にもいいところはあるはずなので、そこを全力で好きになっていこうと思いました。

 

なんだかちょっとだけ大人になった気がします。

そして気づいたら前田さんのファンになっていました。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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人生の勝算 (NewsPicks Book)

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