「論破力」ひろゆきから学ぶ楽しく生きる考え方のコツ(読書感想)

2ちゃんねるの開設者として有名なひろゆき(敬称略)は、Youtubeで「ベーシックインカムを実現するにはどうしたらいいか会議」とか「個人的に楽しくなるにはどうしたらいいか会議」を不定期で配信しています。

ひろゆきはYoutubeの配信でも言っているように、「底辺」に向けて発言することが多いように感じます。

生活保護もらえとか、ハイスペックな人には選択肢にまったく入らないでしょうからね。

偶然こういう動画を見てしまった僕は、まんまとひろゆきの考え方が好きになって「無敵の思考」と「働き方 完全無双」を読みました。

だらだら読書とNetflixで遊んでいれば幸せを感じる僕にとってはぴったりな本でした。

で、ひろゆきの新作が出たということで迷わず購入しました。

こちら。

論破力 (朝日新書)

論破力 (朝日新書)

 

「論破力」というタイトルで、ひろゆきの相手を論破するためのテクニックが紹介されています。

あの某IT評論家とか、某和代さんとかと議論していた動画がYoutubeに残っていますが、それの解説だと思えば分かりやすいです。

論破するための細かいテクニックについては本書を買って読んでもらうとして、ここからは本書から学んだ「個人的に楽しく生きる」考え方を紹介します。

ゲーム化する

職場で上司や同僚と議論しなければいけないのに、気が重いときってありますよね。

そんなときはゲームだと思ってみてください。

ひろゆきは、相手をパターン化しています。

例えば、この人は体育会系だな、という風に。

そのパターンが分かれば、どのように話せば相手が自分の思ったとおり動いてくれるか仮説が立てられますよね。

あとは実戦で検証するだけです。

気が乗らない議論も仮説の検証をするゲームだと思えば楽しめます。

仮説が当たっても嬉しいし、はずれても新しいパターンを見つけられて嬉しいので、どっちにしろたのしいです。

ただ、嫌われるのが怖くて意見が言いにくいと感じてしまうと、なかなかゲームを楽しめないかもしれません。

嫌われてもいい

だから、嫌われてもいいって思えるようになるのが重要です。

単純だけど難しいですよね。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」によれば、他人が自分のことを好きか嫌いかというのは他人のタスクであって自分がコントロールできることじゃありません。

だから、他人のタスクを気にしていてもしょうがないってことです。

「嫌われる勇気」を読むと気が楽になりますよ。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

でも、嫌われてもいいからってわざわざ嫌われるような行動を取るのではなく、純粋に「仲良くなりたい」と思って近づいてみましょう。

自分のことを好きな相手って嫌いになりにくいはずです。

犬のようにシッポを振りながら近づいちゃいましょう。

その上で嫌われても知ったこっちゃないってことで。

趣味に没頭する

嫌われることが怖くなくなっても、失敗して恥ずかしい想いをすることがあります。

そんなときのためにも、気楽に話せる仲間がいることが大切です。

僕は「にけつッ!!」という、千原ジュニアとケンコバが2人でトークする番組が大好きです。

2人がおもしろい話をしてくれるのですが、自分達の失敗談も多いんです。

彼らは自分の恥ずかしい失敗ですらコンテンツにしてしまいます。

この視点があれば、失敗すら「おいしい」と感じられるでしょう。

また、嫌な気持ちになってしまったときは趣味に没頭してそのことを考えないようにするのも有効です。

Netflixでドラマの一気観とかいいですよ。

「このサイテーな世界の終わり」なんかストレス溜まったときにおすすめです。

 

今回は「論破力」の本筋からは少し離れた、個人的に楽しく生きるための考え方を紹介しましたが、メインこ論破するためのコツもためになりました。

論破力 (朝日新書)

論破力 (朝日新書)