仕事に行きたくない日におすすめの本5冊
日曜日のちょうどサザエさんが放映される頃から、僕の胸の中にぐるぐると1つのフレーズが繰り返されました。
「仕事に行きたくない。」
なんとなく憂鬱だと思ったことはあれど、こんなにもはっきりと「仕事に行きたくない」と思ったことはありませんでした。
で、そんなときに助けてくれたのは過去に読んだ愛すべき本たちなんですな。
ここからぼくの相棒たちを紹介していきます。
1.江副浩正
まずはこちら。
タイトルどおり江副浩正さんの本で、あの超大手リクルートを創業してから亡くなるまでのことが書かれています。
江副さんは起業したというよりも、人を大切にするひとつの文化を創ったといえ、リクルートの血は今でも脈々と各地を流れ続けています。
この本を読むと仕事のスケールを大きく考えることができ、ただ言われたタスクをこなすだけではなく、仕事をとおして社会を変えることもできるんだと前向きになります。
2.仕事は楽しいかね?
そうは言っても毎日の仕事が単調で退屈なんだよなー。
わかりますわかります。そんなときはこちら。
「仕事は楽しいかね?」は、主人公が乗る予定だった飛行機が欠航したことを機に、偶然空港に居合わせた有名な経営者から仕事について話を聞く物語形式。
毎日変化し続けることを説いています。
昨日より今日、同じ単純業務を行うにしてもなにか工夫してみてください。
少し早く終わるようになったり、より精度が上がったり、仕事を楽しめるようになるはずです。
3.健康で文化的な最低限度の生活
ちょっと仕事するのも悪くないかなと思い始めたら、仕事をとおして成長する人の様子を。
公務員の中で最もキツい仕事とされるケースワーカーのマンガです。
生活保護の受給許可とか、家庭訪問とか、自立を促すとかって仕事をしてる主人公の奮闘記。
前向きに仕事に取り組む姿勢からは、学ぶことが多いです。
ついでに生活保護についても学べます。
4.自由をつくる 自在に生きる
そうは言っても自分の仕事にやりがいが感じられないって人のために紹介するのはこちら。
なかやか攻めたタイトルです。
あれ、やりがいってなんだ?仕事するってなんだ?
そんなことを、一度立ち止まって考えることができます。
自分にとっての仕事の位置付けがはっきりすると、「やりがい」なんてものがなくても仕事に向き合うことができるはずです。
5.今日もていねいに。
でも、布団から出るのすら辛いんだよ。
いっそのこと交通事故にでもあって入院しちゃえば仕事に行かなくていいのにな。
そんなときはこちら。
松浦弥太郎さんの「今日もていねいに。」です。
その日をていねいに過ごすための方法がかかれています。
もし、仕事に追い詰められて自暴自棄な気持ちになっているとしたら、体や心を壊してまで仕事に行く必要はないと思います。
病欠でもなんでもいいから仕事を休んで、大好きな小説でも読んでみてはどうでしょうか。
ここで突然、江國香織さんの無題という詩を引用。
どっちみち
百年たてば
誰もいない
あたしもあなたも
あのひとも
まあ、ちょっとペースを落として、「今日もていねいに」楽しんでいきたいものです。