【U-Nextおすすめ】ほら話のような人生を「ビッグ・フィッシュ」

ビッグ・フィッシュ (字幕版)

ティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」を観ました。

原作は「ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり」(https://amzn.to/2CZY9q5

家で映画を観ているときはいつもNetflixですが、今回は友達の家でU-NEXTでした。 

あらすじ

父はいつもほら話で周りの人を楽しませているが、息子(ウィル)にとっては父の本当の姿が見えない。ウィルは自分の結婚式でも父がほら話をしていることに辟易して、そこからしばらく父とは疎遠になる。ところが、父の死期が近づき里帰りしたことで再び2人が話すことに。ウィルは本当の父を知りたいが、死ぬ間際になっても父のほら話が尽きることはない。そして父の死と共にウィルは父について知ることになる。

話を盛る

僕は「にけつッ!!」っていう千原ジュニアとケンコバが2人でトークする番組が好きでよく見る。そのときの話の流れで互いにすべらない話をするんだけど、少しは話を盛ってると思ってる。時系列を入れ替えたり、そこまで怒ってないのに激怒したことにしたり、頭の中で言ったセリフを本当に発言したことにしたり。

ウィルの父も言っていたけど、大抵の人の話は事実だけ、要点だけで話すからつまらない。聞いてられないんだよね。だからと言ってウィルの父は盛りすぎというか、話をでっち上げすぎていて、息子にも信頼されていなかったりっていう大きめの問題が生じていたり。

でも、いつまでも聞いていたくなるようなストーリーを創れる感性はすごいと思う。現実的には「にけつッ!!」とか「人志松本のすべらない話」くらいに現実に起こったことに少しスパイスをかけるくらいが丁度いいけどね。

計画的偶発性理論

そんな話上手なウィルの父から学ぶことはまだまだあるんだ。それが「計画的偶発性理論」。なんだか難しそうだけど、それはちょっと知識をひけらかしたくて難しい言葉を使っただけでたいしたことじゃないよ。

スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱している理論で、Wikipedea(計画的偶発性理論 - Wikipedia)によると「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。」ってこと。

悩める就活生には知っておいて欲しい理論で、要はキャリア(人生とも言いかえられると思う)は偶然性によるところが大きいから、できることはやってあとは偶然にまかせちゃおうぜってこと。

その計画された偶発性に必要な特性はWikipedea(計画的偶発性理論 - Wikipedia)によるとこんな感じ。

  • 1.好奇心[Curiosity]
  • 2.持続性[Persistence]
  • 3.柔軟性[Flexibility]
  • 4.楽観性[Optimism]
  • 5.冒険心[Risk Taking]

これ全部ウィルの父が持ってるやつ。だからこそ現実でも豊富な経験ができて、ちょっと尾ひれをつけた話がほら話と思えるほど大きくなったんだよね。

ほら話のような人生を

僕はほら話のような人生を歩みたいと思ってる。嘘のような経験をたくさんしたい。そんでもってその経験を少しだけ盛って話してみんなが喜んでくれたら嬉しい。

どこまでが本当か分からないけど楽しそうな経験をしてきたウィルの父に会いたくなったら「ビッグ・フィッシュ」を観てみて欲しい。

残念ながら僕の大好きなNetflixには無いので、U-NEXTで見るといいかも。Netflixに比べて高すぎるから僕は加入しないけど、1ヶ月無料だからその期間に観まくるのがおすすめ。

www.fujiwarayoshito.com

www.fujiwarayoshito.com

www.fujiwarayoshito.com

このブログについて

プライバシーポリシー及びその他の注意事項について - ヨリミチ書店