【Netflixおすすめ】史上最も美しい復讐劇「セッション」(ネタバレ・あらすじ)
11月からウクレレを始めました。
ウクレレは小さくて持ち運びが簡単だし、弦もギターより2本も少ないし、ピアノ挫折した俺でもいけんじゃね?って見切り発車でAmazonでFamousというブランドのソプラノウクレレ FS-5Gをポチッと。
(可愛らしいフォルム)
今のところ毎日こつこつ練習しています。
で、ウクレレの練習をしているときにふと、昔観た「セッション」を無性に観たくなってNetflixで観ました。
音楽学校でドラムに打ち込む19歳の少年(ニーマン)が才能を認められて完璧主義の狂気染みた先生(フレッチャー)のバンドに入るものの、あまりに厳しい指導に文字通り汗をかき、血を流しながら食らいついていくストーリーです。
血だらけの練習
「セッション」を観た後に、口が裂けてもウクレレで弦を押さえた指が痛いとか言えません。
ニーマンは指の皮が剥がれても冷水に手を浸し練習、彼女と別れて練習、交通事故に遭ってからの本番ですからね。ストイックとはこのことです。
こんなに厳しい練習を「させられて」いたらモンスターペアレンツ案件でしょうが、ニーマンは好きでのめり込んでやっています。ま、最終的に親も出てくるんですけどね!
こんだけ夢中になれるものに出会えたニーマンは幸せでしょう。なんとなーく大学に通うニーマンの彼女(まるでかつての俺みたい)との対比が凄まじい。
でも、厳しすぎるフレッチャーはある憎しみの気持ちから行き過ぎたことをしてしまいます。
美しい復讐
フレッチャーによって、本番のステージ上で知らされていない楽曲を急に始められたニーマンは、なんとなくついて行くだけの醜態を晒します。
しかし、へこたれないニーマンはここから復讐を開始します。映画史上最も美しい。
ニーマンは指揮が始まっていないのにドラムを叩き始め、雰囲気を完全に自分のものに。
ドラム主導で次の曲を始めます。
この中で魅せる演奏テクニックに、フレッチャーもおもわず後から指揮でついていきます。
カメラが指揮とドラムを交互に見せながら、互いの熱が上昇し続けて、しまいにフレッチャーから出たであろう「Good Job」というひと言。
鳴り響くドラムと共にニーマンが勝利した瞬間です。
この感動は観た人なら分かるはず。
なんでもいいから、とにかく「練習」している人におすすめです!!