3ヶ月でTOEIC400点から750点まで伸びたシンプルな勉強法
第2次noteブームが来ていることもあり、ぼくもnoteを創ってみました。
熱意あるものをコンテンツにしようということで、以前かなりのめり込んだTOEICについて書きました。
書いていて楽しかったので、英語についてはちょくちょくnoteに書いてみるのもいいかなと思い始めています。
無料公開分(ほとんど全部)を転載しました。TOEICに興味のある方はどうぞ!
このnoteでは、3ヶ月間でTOEICの点数を400点から750点まで上げた、ぼくの勉強方法を書いています。
シンプルに、単語を覚えて、文法を覚えて、模試を8つ完璧にしたら750点取れました。用意するのは、勉強時間の1000時間と教材やTOEICの受験料を含めた2万円です。
ビッグマックをおごってもらいながら、勉強の経験を後輩にドヤ顔でアドバイスしている想定なので、値段は390円にしました。
でも、勉強方法まではすべて無料ですので、役に立ったと思ったり、750点に到達できたときにビッグマックを食べさせてください。
まずは簡単な自己紹介から。
ふじわらよしとです。
普段はヨリミチ書店(http://www.fujiwarayoshito.com/)でつらつらと書きたいことを書いています。
英語は中学生で現在進行系でつまづいてからずっと嫌いでした。
そのまま大学生になり、大嫌いな英語の授業を受けずに単位を取りたい一心で3ヶ月間TOEIC漬けの生活をおくり、点数を400点から750点まで伸ばしました。その後、さらに3ヶ月の勉強を続けて825点になりました。
800点を超えたころから英語を話すことに興味が出てきて、DMMのオンライン英会話を始めたり、フィリピンのセブ島にあるサウスピークという語学学校で勉強をしたりしました。
そして、専門分野を英語で勉強しようと(という名目で本当は英語漬けの生活をしたいがために)大学を休学し、シンガポールの南洋理工大学に留学しました。
大学2年生まで英語嫌いだったので、振り返ってみると人生どうなるか分からないなとつくづく思うのです。
このnoteに興味を持った人は迷ってるはずです。
TOEICの点数がなかなか伸びないとか、どんな勉強をすればいいのか分からないとか。
残念ながら、このnoteには特別なことはなにも書いてありません。テクニックでもなんでもなく、王道を通るアドバイスにすぎません。
シンプルにやることを淡々とやれば、750点くらい余裕です。
ちなみに、読者の想定は過去のぼく(大学2年生の暇人でTOEIC400点)なので、勉強内容や勉強時間などについては、それぞれの現状に合わせて臨機応変に変えてください。
【目次】
1 目標を決める
コラム1 思い出して暗記する
2 単語を暗記する
コラム2 やる気がでないときはやる
3 文法を理解する
コラム3 毎日同じご飯を食べる
4 模試を解く
5 Q&A
1 目標を決める
目 標:3ヶ月後に750点を取る。
この目標を分解していきます。
TOEICの点数は単純に正解数に応じて加点されていくわけではなく、偏差値のような計算方法で点数が決まります。そのため、いったい何問正解すれば750点取れるかは正確には分かりません。そのときの問題の難易度によって変化するからです。
しかし、参考となる正解数はググれば分かるので、仮にそれを目標にすることにします。
リスニング 80/100問 400点
リーディング 73/100問 350点
リスニングは80問で400点、リーディングは73問で350点取れるようです。これで合計750点ですね。
本当にただの目安にしかなりませんが、リスニングは20問、リーディングは27問間違えてもいいと思えるだけで、気が楽になります。テスト本番でも、分からない問題は堂々とカンでマークできます。
ここからさらに目標を落とし込みます。
リスニング
Part1 5/6問
Part2 22/25問
Part3 30/39問
Part4 23/30問
リーディング
Part5 21/30問
Part6 12/16問
Part7 S 20/29問
D 20/35問
この問題数分、正解の選択肢を(たまたまでもいいから)塗りつぶすことで、750点とることができます。うん、目標が明確になって達成できそうな気がしてきましたね。
コラム1 思い出して記憶する
TOEICも受験勉強などと一緒で暗記のテストです。覚えるべき単語や文法事項を暗記すればするだけ点数につながります。
ただ、テスト当日まで暗記しておくためには、記憶に強く定着させておかなければいけません。
おすすめの暗記方法は思い出すことです。
暇さえあれば暗記したいことを思い出します。
たとえば、単語帳をやっている最中にトイレに行きたくなったとしたら、直前に暗記していたことを思い出しながらトイレに行くのです。文法であれば解説してみるのもいいでしょう。
そこで思い出せなかったり、解説できなかったことは記憶に定着していないということなので、机にもどってから復習します。
最初は思い出せないことばかりで辛いと感じるかもしれません。でも、なんとしても続けるのです。思い出せないという強く印象に残りやすい経験をとおして暗記するために。
この方法なら場所にも時間にもとらわれないで、常に勉強ができます。
ただし単語などを暗記するときに1回で覚えられると過信してはいけません。何度も何度も復習して記憶することが前提なので、直前に勉強したことを思い出せなくても、1度覚えたことを忘れてしまっても、悲観的にならずにまた復習しましょう。
2、単語を暗記する
英語を要素分解すると、単語と文法とその他(コロケーションなど)になります。
単語の意味が分かり、その並び順(文法)を理解できれば、その文章の意味を理解できます。長文はその文章が集まってるだけで、リスニングはそれが音になっただけです。
では、単語の学習法から説明します。
ゴール:その単語を見たとき(聞いたとき)に意味を瞬時に、日本語に訳さずイメージで理解できる。
教 材:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(https://amzn.to/2s5oMme)
流 れ:
1、単語の意味をイメージする。思い出せなければすぐに日本語訳を見てイメージに落とし込む。
2、例文を、意味をイメージしながら音読する。
3、苦手な単語は自分で使ってみる。
1つの単語に時間をかけすぎず、さくさく進めていきましょう。本番までに何周も何周もするので、今すぐにゴールまで達しなくても大丈夫です。
さて、イメージで覚えるとはどういうことかというと、「apple」 を「りんご」と訳さずに、赤くて丸い果物を想像することです。
シンガポールで出会った英語が上手な日本人に、遊びで単語テストをしたことがあります。彼に英単語を言うと、だいたい「すごい苦しい感じ」とか「下からぐおーって上がる感じ」みたいに答えていました。
翻訳家や通訳になりたいわけではなかったら、TOEICの先の英語を使うこと見越してイメージで覚えた方がいいです。
流れに従って単語帳を何周もして、単語帳に書いてあることはすべて暗記しましょう。
コラム2 やる気がでないときはやる
勉強をすすめていくと、やる気がでない日がくることもあるでしょう。
そんなときは、まずは何も気にせずに単語帳でも開いてみましょう。間違ってもTwitterやInstagramを見始めてはいけません。
そして勉強します。気分転換とかいらないので、淡々と感情を押し殺して勉強します。
もし新しいことを覚える気にならなければ、復習をしてください。
TOEIC本番の自分に感謝されるように、今日を過ごしましょう。
ただ、小さなコツとしては、笑顔で勉強するはおすすめです。なんとなくいい気分で勉強できますよ。
3 文法を理解する
ゴール:単語さえ分かれば文意がとれるように文法を理解する。
教 材:一億人の英文法(https://amzn.to/2GEWcgY)
流 れ:愛読書として読み込む。
最初の4週間は、とにかく「一億人の英文法」を読み込み文法を理解します。疲れたら「金のフレーズ」で単語を暗記し、また「一億人の英文法」を読み進めてください。
途中のコラムなどは、1周が終わって余裕が出てからでもいいでしょう。
いいですか。「一億人の英文法」と「金のフレーズ」でしっかり基礎を固めさえすれば、あとは問題演習をするだけです。問題演習の復習の効率は、どれだけ基礎ができているかにかかっているので、丁寧に理解していきましょう。
この1ヶ月を乗り越えられたら、750点は取ったも同然です。
コラム3 毎日同じご飯を食べる
ぼくは、TOEICを夢中で勉強している期間は、ご飯に時間をかけたくなかってので、毎日同じ具材の鍋を食べていました。
週に2回スーパーに行き、同じ食材を買い、同じ鍋をつくります。
今日のご飯はどうしようかなどと考える必要がないので、暗記したことを思い出したりリスニングの音源を聞きながら買い物をしてちゃちゃっと作ります。
ちなみに朝食はパンで昼はパスタ、間食はカロリーメイトを食べ続けていました。栄養バランスが良いかは知りませんが、3ヶ月だけだったので、できるだけ時間はTOEICに注ぎ込むことにしていました。
英語が嫌いすぎて、3ヶ月以上も勉強をしなければいけなくなることがいやだったんです。
なんせ英語に苦手意識を持ちすぎていて、目標を達成できるかどうか怖くて仕方がなかったので持てるエネルギーは注ご込みました。
4、模試を解く
単語と文法を理解したら、あとは問題形式に慣れつつ、TOEICに使える知識を拾っていきます。
ゴール:すべての問題、単語、文法について解説できる。
教 材:
・TOEICテスト公式問題集(https://amzn.to/2KOvl4K)
・公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1(https://amzn.to/2KLSDrD)
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集2(https://amzn.to/2GFZf8E)
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集3(https://amzn.to/2s8MJdB)
模試はTOEICをつくっているETSが制作したTOEIC公式問題集を使います。上の教材で合計8つの模試があります。
流 れ:
1 集中できる場所で2時間計って解く
2 時間を無制限にして解く
3 復習、復習、そして復習
この3つのステップでやっていきます。1週間に1つの模試を仕上げるペースで勉強をすすめましょう。
1 集中できる場所で2時間計って解く
まずは、練習を本番だと思ってきっちり時間を計って解きましょう。LINEの通知はオフにしておいてください。
マークシートを鉛筆で塗るところまで再現します。最初は集中力が持たないかもしれませんが、それも含めて練習です。2時間という試験時間を体に刻み込みます。
2 時間を無制限にして解く
1では時間に追われていて、本来解けたはずの問題を解けなかったかもしれません。そこで、2では時間を無制限にして解き直します。リスニングは何度聞いてもいいし、リーディングも何度読み返してもいいです。
ただし、カンで解くのはやめましょう。なにを知っていて、なにを知らないのかをはっきりさせることが目的です。
3 復習、復習、そして復習
ここが最も大切なステップです。
模試で悲惨な点数を取ろうがどうでもいいです。むしろ知らないことがいっぱいつまった模試の方が覚える部分が多くて自分のためになります。
2日間で2までは終わらせて、残りの5日間で怒涛の復習をして仕上げましょう。模試を骨の髄までしゃぶってください。
問題の1つ1つを、なぜ間違えたのか徹底的にあぶり出します。単語力が不足していたのか、文法を理解していなかったのか、音を知らなかったのか。
そして、単語と文法は選択肢を含めてすべて意味をイメージできるように、リスニングは音で聞いたときにすべて理解できるようになるまで復習をします。
問題文に覚えるべきことを書き込みながらすすめましょう。TOEIC試験当日まで何度も見返すことになります。
このようにして、模試を8つ完璧にします。
おつかれさまでした。ここまでやりきったあなたの実力は、750点に到達しているはずです。堂々とTOEICを受けに行きましょう。
ぼくのたった1つの経験から、少しでも役に立つことがあればと思い書きました。
ビックマックくらいおごってやってもいいかと思っていただけたり、実際に750点達成したよってことで価値を見出していただけたのであれば、このnoteを購入して頂けると、ぼくがモニターの前で涙を流して喜びます。
このあとはQ&Aコーナをつくります。質問がある方はTwitter(https://twitter.com/FujiwaraYoshit0)のDMなどで質問を頂ければ回答します。
余計なことに迷わず淡々と勉強を続けられるサポートがでれば本望です。
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