【映画感想】家族だけど家族じゃない「万引き家族」

昨日は、ふわっと心に浮かんだことを即実行に移すことについて書いた。

 

そんなことを書いた翌日の今日16時頃、ふと映画が観たくなった。最寄りの映画館の上映スケジュールを観ると、ちょうどいい時間に「万引き家族」がやっているではないか。

是枝監督の作品は、「そして父になる」とか「海街dairy 」など、かなり好きなので、また即実行に移すことにした。

 

映画感想に入る前に、1つだけ愚痴を言いたい。

今から観ようとしている映画の予告を流すことはやめて欲しい。僕はできるだけ情報を入れずに映画を観たい派だ。どんなジャンルかも分からずに観たいのに、最後の最後に予告を流されたら少し情報が入ってしまうではないか。うーむ。

 

さて、是枝監督と言えば、子役の演出が上手いことで有名だ。台詞は台本で暗記させるのではなく、そのシーンの前に口頭で伝えるとか。

実際に「そして父になる」を観たときは、あまりの子役の自然さには驚いた。

子役が不自然だと、それだけで一気に没入出来なくなっちゃうんですよね。ああ演技してるなーって。

 

今回の「万引き家族」でも、注目すべきは子役だろう。

 

城桧吏くんと佐々木みゆちゃんが魅せまくる。

 

始まって早々に、子役の演技がどうのって切り口で語ることは失礼になると感じた。あまりにも自然で、画面に惹きつける力を持った2人だった。

 

特に佐々木みゆちゃんの口芸はすごい。お腹が空いている様子や、不満がある様子を真一文字に閉じた口で上手に表現している。

 

うん、ネタバレしないと良かった場面書けないな。

 

今は映画館を出てすぐに書いているため、全く話がまとまらないが、「万引き家族」はとにかくおすすめ。

 

ぐるぐると考えが頭を巡っている。

 

明日、改めて家族という切り口で書きたい。

 

あ、おすすめだけど、若干の性描写があるので、そういった場面を一緒に観ると気まずくなる人とは行かない方がいいだろう。