【Voicy文字起こし】「児玉健の遊び人トーク」#34 決断する癖
Voicyで配信されている児玉健さんの「児玉健の遊び人トーク」より「#34 決断する癖」(2月28日公開)の文字起こしです。
Text by ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )※加筆、修正、太字等の編集をしております。
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#34 決断する癖
児玉健です。今日は決断について。
答えが無い
前もちょっと話しましたけど、会社勤めとフリーの1番違う所っていうのは、(フリーは)ものすごいちっちゃいところから自分で決断をしていかなきゃいけないことだと思うんです。
僕は社会人になったらそうなるんだろうなと思っていて。
基本的に大学までは学ぶって言う、答えがあることをずっと練習して、勉強して答えを出すじゃないですか。
テストってまさにそうだし、答えをちゃんと導くっていうことをずっと20年ぐらいやってた訳なんです。
でも社会人になると答えがないことの方がどっちかって言うと多いんですよ。
例えば営業のやり方。
契約を取るのに答えなんてないし、お客さんに喜ばれることに答えなんかなくて、ヒントはたくさんあるけど決まった答えがない。
そればっかりを基本的にチャレンジしていくような生活になると思ってたんです。
就活ぐらいからかな。
答えが無いってこういうことかなって思いだして、大学まではうんざりするぐらい答えのあることをやらされてきたから、就活ぐらいから答えがないことの方が多いんだなとか、答えがないっていうのもおもしろいなと思っていて。
社会人になるとそういうことにチャレンジするようになると。
でも、そっからまた僕は社会人を6年ふつうに不動産屋さんの営業やって、そっからフリーになってみると、もう1個先の答えの無い旅と言うか、答えの無いことへの挑戦が高まったのがフリーになってから。
朝起きて何するかっていうのも自分次第だし。今日の夜何時まで働くか、何時まで何をするかっていうのも自分次第だし。
その場で決める
それが忙しくなってくると、何を取捨選択するっていうのも自分次第なってくるから、それはありがたいことに忙しくなってくると、お金を取るのか経験を取るのか、はたまた義理をとるのかとか。
っていう天秤がどんどん増えてきて、その中で今日は何をしよう…僕の場合は休みをとるっていうこと家族と過ごすこととかも全部選択肢に入ってくる。
今日はここに入れんとこうとか、空けとこうとか。でもやっぱり入れようとか。
来たものをここにねじ込もうとか。そういうことの決断の連続なんですよ。
これはフリーになったときからクセ付けようと思って、その場で決断することは決断しようって決めてたんですよ。
なぜなら考えても答えが出ないことと、考えた方が自分の納得いく答えが出るってことが分かれてて、僕の持論では基本的には早く決めることの方が利が多いと思います。
実はもったいないものとか無駄な事ってたくさんあって。
買い物をするとかもそうだと思うんですけど、何店舗も周って一番安いのを探すっていうのは合理的っちゃ合理的なんですけど、探す手間っていうのが…例えば5千円安く見つかったととしても、その5千円安いのを探すまでに5時間使っていたらそれってあんまり効率良くないよねっていう感覚で。
安いのを見つける楽しみっていうものは5時間に代えがたいっていうのは全然わかるんですけど、お金だけでいうと全然割に合わないなっていうのもあるし、新商品を買うかどうか迷うっていうのももちろんあるんだけど、早く買ってしまったら早く手に入るわけで、1日でも早くそれを試せるとか、1日でも長くそれをできるとかっていう考え方をするとすぐ買っちゃった方がいい気もするし。
まあ全てにメリットデメリットあるんですけど、基本的にはその場で決めること。
企業に勝てる個人
迷ったところで答えが出ないものに関しては迷わないようにはしてますね。
それも難しいんですよね。ペンディングしちゃうこともあるし。
なんかしっくりこないなっていう事に関しては、その場で決めきれないっていうことが、人並みに僕はすごくあるんで。
感覚かな。それに関しては。
これはまだ出てきそうって思うと決断しなかったりするし。
でもリスクもありますよね。忘れてしまうリスク。埋もれてしまうリスク。その場で決めて次のことをした方が劇的に早く動いたり成立したりすることがあるのに、決断を遅くしたことによって壊れてしまうリスク。
僕もけん玉パフォーマーとかやってるんで、企業から依頼を受けて案件を受けて、1日空けたり仮予定をいれたりするんですけど、未だに分かんないですよね。
今月末まで待って下さいとか、二週間後までには決定しますみたいなのって。
何してんねやろなって思うんですよね。
こんなん言ったらいろいろあるんやろうけど。
それに2週間かかるのって絶対非効率な事やってるよねとか。
裏があるんだったらいいんですよ。他のとこにも2週間で声をかけてコンペをした上でとかあると思うし。
現実問題、予算が合いませんでしたとか、検討の末ダメでしたって2週間後に言われると、そんなんほんまに?って思うよね。
嘘でしょ?違うとこに声かけてたんでしょって思うし。
2週間検討してたわけじゃないと思うしね。
予算なんて2週間かかんないと決まんないもんじゃないし。そういうのに慣れてきますけどね。
ときどき企業さんを見て遅いなって思うときは、個人に負けてまうでって思ってしまうし。
個人じゃ勝てない部分っていっぱいありますけど、今や企業に個人が勝てる部分てけっこうあると思ってるし。
個人でも勝負できるようなところ。自分という会社を稼がせていくっていう部分に関しては、規模とか額は違うかもしれないけど、一人あたりでしっかりと自分が生きていける分だけ、ちゃんとやっていくっていうのは、うまくできれば楽しいし、楽だし効率的だし。
やりたいことは忘れない
もちろん全部自己責任なんで、さっき言った通り決断が遅くなればなるほど、あまり良くないことが起こるんだなと思うね。
やりながら考えるっていうのは悪いことじゃないと思うしね。
1個決めて動いていって、そっからどうするっていうことの方が絶対大事だし。
答えがないからね。社会においてビジネスなんてそうだし、人生だってそうだし、遊びだってそうだし、答えがないからなんでもいいっちゃいいんよね。
結局できることは一個しかなくて。
すぐに動いて反省して違うことをするっていうのもひとつの答えだし。
ちょっと時間をおいて何かをするっていうことも一つの答えだし。
それは感覚に従うしかないんやけど、結構僕は保留にすることも多くて…僕は保留にするって感覚じゃないな。妄想レベルで止めるって感じかな。
妄想レベルでこんなことしたいなーって考えてることを、決断、行動までいかないで、頭の奥底でくるくる回しときながら、決断すべきことをどんどんやっていくと。
その妄想がなんとなく形になったり、何度も何度も出てきてこれはやらなあかんぞっていう感覚になってくると、またそれを決断する。
決断するとか、妄想が後ろで並行して5つか6つあるから…その妄想の長さはプロジェクトにおいてそれぞれなんだけど。
いつかこれやりたいなって思ってるものを、僕は自分の脳を信じていて、やりたいことはずっと思い続けるしやりたくないことは忘れると思っちゃってる。
いいこと思いついてても、忘れてたら多分いいことちゃうやろなって思ったりする。
妄想ばかりしてて何回も何回も頭に出てくるなって思ったら、これは多分やりたがってることなんやろなって思って、いつかやろうっていうことをやったりする。
っていう感覚は結構あるかな。
だから無理に出さないね。アイディアは…僕は天才じゃないから出てくるときに出てくるでしょうっていう自信はちょっとあるかな。
無理をするっていうよりは、そのことを四六時中考えてるから、いつかいいのが出てくるでしょうっていう感覚で、妄想止まりにするのか行動に移すものにするのかっていうのは考えてるね。
みなさんはどうなんでしょうかね。またまたVoicyのいろんな感想をお聞かせください。 それではまた〜
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