ふわっと思いついた小さなやりたいことを実行して勝ち癖をつける
やりたいことが無い人にとって、なかなか生きづらい世の中になっている。Twitterでは影響力のある人たちがこぞって自由を桜花しているように見えてしまう。みんな、やりたいことをやってるだけだと目を輝かせながら言っている。そんな話を聞きながら、僕は今日も試行錯誤して、実はやりたくない仕事を楽しもうと奮闘している。
貧困を解決したいとか、志のようなものは思いつかない。「最貧困女子」を読んで、僕にできることを考えたけれど、ここに文章を書くことしかできていない。
話はそれるけど、自分が最貧困にいて、行政の書類を見ると吐き気がするなと思っているあなたには、「健康で文化的な最低限度の生活」という漫画を読んで欲しい。生活保護について知ることができる。素晴らしい作品だからいつか買って欲しいけど、まずはブックオフとか漫画喫茶で読んでみて。
さて、そんな大きな志を持てない小さな僕でも、小さなやりたいことは無数に思いつく。今日は午後から蒸し暑くなってきて、温泉に行って天ざるそばを食べたい気分になった。
この小さなやりたいことの芽を潰したら駄目だと魂が叫んでいたので、仕事もそこそにしてこのプランを実行することにした。
温泉の中で幸せを噛みしめるとともに、絶対にやりたいことの芽をつんではいけないと思った。人生は壮大なる暇つぶしみたいなことを偉人かだれかが言ってたが、まさにそのとおり。そして、どうせ暇つぶしをするならできるだけ楽しみたい。その楽しさは、心の奥から湧き出るやりたいことを実行することで感じることができる。
たしかに、やりたいことを思いついてもお金や時間などたくさんの障害がある。でも、その障害をどう乗り越えるかに工夫のしがいがあって、その人のクリエイティブさが出てくる。なんなら、障害があるように思い込んでいるだけで実は大して調べてなかったり。
僕は今タイに行きたくてしょうがない。綺麗な海と、お寺と、ゾウがいることしか知らないけど行きたい。パクチーは苦手だけど行きたい。
「5連休とらないとなー。お金もけっこうかかりそうだなー。」と思っていた。でも、さっき軽くググってみたら、8月には山の日があって2日有給を取れば5連休になるし、往復5万円くらいで航空券が買えるようだった。少し調べるだけで障害は思ったより低いことが分かりぐっと実現が近づいた。
話はタイ旅行まで大きくなったけど、大事なのは小さなやりたいことを実行し続けること。小さなやりたいことの芽すら摘んでしまったら、そのうち本当にやりたいことが枯渇してしまいそう。
高校生のときに部活で勝ち癖をつけることを学んだ。勝っている人は勝つ前提で動くからまた勝つ。小さなやりたいことを実現し続ける人は、きっと大きなやりたいことも実現させる。
だから、心にふわっと浮かんだやりたいことは、iPhoneのメモ帳にでも書き込んで、片っ端から実行に移していこう。コツは脊髄反射で実行しちゃうこと。
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