【Netflixオリジナル】独特の中毒性があるデフの日常「マスターオブ・ゼロ」

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Netflixオリジナル作品は、ハズレ無しってくらいおもしろいのばかりです。Netflixが本気出してオリジナルコンテンツで勝負しようとしているだけあります。

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おすすめはいくつもありますが、今日は最近お気に入りの「マスターオブ・ゼロ」を紹介します。

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(コンドームが破れた話をするデフ。)

主人公はこの写真のデフ。インド系のアメリカ人です。両親はインド人ですが、デフはアメリカ生まれアメリカ育ちです。仕事は役者で、ときどきCMやドラマに出演して暮らしています。

マイノリティな人種であることが本作の重要なポイントになっています。ところどころに人種の話も出てきます。

シーズン1ー4は、アメリカのドラマの中でのインド人の描かれ方が主題になっています。デフが出演するときに訛るように依頼されたり、インド人役を白人が肌をブラウンに塗って出演していたり。

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(インド訛で演じることを断っているところ。)

そんなデフはとくにあくせく働くわけでもなく、それなりに女性にもモテて、個性的な友達に囲まれています。

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(友達と「シャーロック」を観ています。)

役者としてのし上がってやるという気概は感じられず、ただただ毎日を楽しく過ごしています。

まさにミレニアル世代といった感じ。

モチベーション革命」に書かれているモチベーションの中の「良好な人間関係」や「没頭」を大切にしています。

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マスターオブ・ゼロ」の中では、特に大きな事件が起きることはありません。

ずーっとデフの日常を観せられます。

こう聞くと退屈そうですが、デフのコミュ力とユーモアと他の個性的な登場人物たちを観ていると飽きることがありません。

そして、各エピソードごとにテーマがあり、ゆるく観ていたはずが考えさせられることもしばしば。

シーズン1ー4では、自分たちが豊かに暮らせているのは両親のおかげだと思いたち、両親の思い出話しを聞く会を開いたりします。

こんなことを思いついてからすぐに実行しちゃうデフってすごいですよね。

僕なんて全然親孝行できていません。

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(シーズン1−6の旅行デートは冗談の言い合いが最高です。)

何話も観ているうちに、あなたもデフファンになっているはずです。

仕事中にもついデフに会いたいなと思ってしまいます。

独特の中毒性がある「マスターオブ・ゼロ」は、なにげない日常の先に幸せがあることを教えてくれます。

ぜひ夜ご飯を食べながらゆっくりしたいときに観てみてください。

1話30分くらいなのもちょうどいいですよ。

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