【2019年】これだけは見ておこう!おすすめNetflixオリジナル5作品(ドラマ・映画・ドキュメンタリー)

やっと布教活動が実を結び、周りの友達がNetflixに加入してくれて嬉しい今日このごろだけど、よく友達にどれから見たらいい?って聞かれるので、初めに見るべき5作品を独断と偏見でまとめたよ。

せっかくNetflixに加入したなら、他でも見れる映画とかドラマを紹介してもしょうがないから、すべてNetflixオリジナル作品ね。

迷ったらとりあえずこの5作品の中から選んでみて!

ブラック・ミラー

f:id:LP990:20190113162315p:plain

#海外ドラマ(だいたいイギリス)

#シーズン1〜4(全19話)

#近未来ディストピア

Netflixを始めたら、これだけは欠かせないのが「ブラック・ミラー」。とにかく見て!

近未来のディストピアが描かれている。近未来ということで、本当に近い将来に実用化されそうなデバイスがたくさん出てくるので、ガジェット好きにもたまらない。

たとえば最近、LGが巻取り式のテレビを公開していたけど、「ブラック・ミラー」の中では普段は透明なガラスで、見たいときだけ映し出すテレビが登場していた。

また、基本的にディストピアというのも僕好み。やりきれない気持ちになる作品もあるけど、予定調和のハッピーエンドよりも断然おもしろい。

ディストピアまたはデストピア英語dystopia)は、ユートピア(理想郷)の正反対の社会である。一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。

ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2)より引用

 本作はドラマだけど、星新一のショートショートのように1話完結。気になる作品から見ていって問題ない。

ただし、これはマニア向けだけど、「ブラック・ミラー」の前作で出てきたデバイスやニュースなんかがさり気なくその後の話で出てくるので、初めから順に見ると気づきやすい。

伊坂幸太郎作品(https://amzn.to/2RrCiQE)よりもさり気ないので、順序はまったく気にする必要はないけど、そういう楽しみもあるってこと。

初めて「ブラック・ミラー」を見る人は、「国家」とか「人生の奇跡のすべて」がいいよ。

【Netflix】ブラックミラー「国家」感想(ネタバレあり)本音と建前の壮大な社会実験 - ヨリミチ書店

【Netflix】ブラックミラー「人生の軌跡のすべて」感想(ネタバレあり)記憶が記録になった世界 - ヨリミチ書店

 「 メタルヘッド」の記事はいまだに読まれてて嬉しいんだけど、最初に見るととっつきにくかも。だから検索されてるんだろうけどね。

【Netflix】ブラックミラー「メタルヘッド」感想(ネタバレあり)なんで白黒なの? - ヨリミチ書店

ちなみに、「ブラック・ミラー」の最新作は「バンダースナッチ」っていう映画なんだけど、これはおもしろくなかった。

視聴者が次々に主人公の選択を2択から決めて、それによって話が変わっていく物語なんだけど、物語があまりにも退屈で途中で見るのをやめちゃった。

というわけで、とりあえずこれだけは見ておこう!

思ったより熱くなっちゃけど、残り4作品を紹介していくよ。

ギャンブラー

f:id:LP990:20190113162215p:plain

 #洋画(たぶんアメリカ)

#気楽に見れる

#ギャンブルならマカオ

「ブラック・ミラー」 は最高におもしろいんだけど、気持ちが暗くなっちゃったと思うから、次に紹介するのは気楽に見れる「ギャンブラー」。

ストーリラインは簡潔明瞭。予想通りの展開。なにもひねらない。

あらすじはこんな感じ。

主人公はギャンブル好き。刑務所に入る”友人”から預かった5万ドルのうち半分くらいをギャンブルで失う。さて、”友人”が刑務所から出てくる前に、お金を元通りにできるのか。

話がシンプルすぎるけど、それでも僕が「ギャンブラー」を好きな理由は、人間のダメさが全面に出ていて、それを愛おしく感じたからだと思う。

いや、違うな。それっぽく理由を探したけれど、僕がマカオへ行く途中に見たからだ。気楽に見れるしギャンブルだし。

まあ、緊張と弛緩ということで、こういう気楽に見れる作品もNetflixにはたくさんあるよ!ってことで。

ここからは余談で、マカオでルーレットしたときに負けない方法を考えついたんだよ。あ、あくまでカジノ初心者の戯言ね。Netflixの話からは完全に脱線するから興味ない人は下にスクロール。スクロールしやすいように文字の色を変えて改行もしないでおくね。さて、僕がこの間マカオに行ったときは約3万円勝ったんだ。夢は無いけどよく考えたらかなり嬉しい。どうしたかっていうと、ルーレットの赤黒に1万円賭けるのね。それで当たったら1万円ゲット。それはいいよね。で、もし外れたら負けた分だけまた賭ける。当たったらプラマイ0。外れたら今度は負けてる2万円を賭ける。当たったらプラマイ0。外れたら負けてる4万円を...。って感じで続ければ、軍資金が続く限りプラマイ0にできて、最初の1回目で勝つ分だけ1万円をゲットできるってわけ。もちろん負け続けるとかなり軍資金が必要だし、台ごとにマックスベットが決まっているから「絶対」では無いけどね。でも、すごくない?

はい、終わり。この思いつきをどこかで吐き出したかっただけ。

あと3作品紹介するよ。

クィア・アイ

f:id:LP990:20190113170158p:plain

#ドキュメンタリー

#シーズン1〜2(全16話)

#人生変わる 

さっきは少しふざけたけど、「クィア・アイ」は胸を張っておすすめできるドキュメンタリー。

5人のゲイが、変わりたい人を外見も中身も改造する話。日本の番組でいうと、「ビューティー・コロシアム」に近い。2000年生まれの人たちは知らないかもしれないけど、僕(25歳)が10歳くらいのときにやっていた番組ね。

自信のない人が、服・髪・家とかを改造する中で、内面まで自信を持っていく姿に感動するよ。僕は映画とか観てあんまり泣かないんだけど、これは1話目を観て泣いた。感動した。お酒の力もあったかもしれないけど。

人生に後ろ向きだった人が、前のめりで人生に向かっていくようになる変化って、心に訴えかけるものがあるよ。

あとは、5人は人を変えるのが役割なんだけど、それぞれがゲイだということで悩んできていて、人に自信を持たせる中で彼らも変化していくところがまたおもしろいんだ。

僕の尊敬している友達は、すっごく人生に前のめりで生きている感じがするの。

なんていうかジェットコースターの一番前に乗っているだよね。スプラッシュマウンテンだったら思いっきり水しぶきを浴びるけど、それって人生の喜びだったりもして。

僕はついつい引いた目で人生を見てしまいがち。ジェットコースターの後ろどころか、YouTubeでジェットコースターの映像を見ている感じ、だからジェットコースターの1番前にいる人をみるとすごく憧れる。

というわけで、「クィア・アイ」ではジェットコースターの列にも並んでいなかったような人が、1番前の席に乗るまでのドキュメンタリーを1話完結で楽しめるのでおすすめ。

【Netflixオリジナル】クィア・アイ|中身と見た目を大改造して人生を変えるドキュメンタリー - ヨリミチ書店

このサイテーな世界の終わり

f:id:LP990:20190113223635p:plain

#海外ドラマ(イギリス)

#1話20分で全8話

#日常からの脱出

やっとおすすめ4作品目。

さて、「このサイテーな世界の終わり」は、自称サイコパスで誰かを殺してみたい男の子と、家庭環境に不満を持つ女の子が、親の車を盗んで自分のいる環境から逃げ出す物語。

この自分の環境から脱出する系のジャンル大好き。

僕の中では「紙の月」とか、なんなら「ウルフ・オブ・ウォールストリート 」もこのジャンルに入れてるんだけど、つまんねぇ日常なんてごめんだぜ!みたいなのがたまらなく好き。

僕も彼らのように、この日常から脱出したい願望はあるんだけど、そんな勇気が無いから映画を観てカタルシスを感じてその時間だけ彼らと一緒に脱出した気にでもなってるのかもね。

ちょっとダサいけど、映画の役割ってそういう側面もあるよね?

で、この作品はNetflixオリジナルだけあって、ドラマなのに超大作の映画を観たような爽快感がある。テレビで放映されているドラマだと、1話1話ごとに来週も見てくれるようにって不自然なストーリーラインになったりするけど、そういうのが無い。

もういっきに見る前提でできてるから、本当に最初から最後まで楽しめる。

自分の環境に不満があるけど、具体的な行動を起こせない僕みたいな人にはおすすめ!日常から脱出する疑似体験ができるよ。

月曜日から仕事に行きたくないって思っちゃう日曜の夜にいっきに全部観ちゃえ。

ユニークライフ

f:id:LP990:20190113233438p:plain

#海外ドラマ(米国?)

#シーズン2が出たの知らなかった

#自閉症

ようやく最後の1作。この「ユニークライフ」まで見る頃には、もう無料体験中のあなたもNetflixから抜け出せなくなってるはず。

これは自閉症の男の子の話。「普通」とは違った感覚を持つ彼は、恋愛をしようと試みるも、相手を傷つけ自分を傷つけてしまう。

カメラが1人称視点で動くから、ある程度自閉症の感覚を追随できる。想像でしかないけどね。それを観てると、そりゃ蛍光灯とか不快だよねってなる。

僕は今まで自閉症についてほとんど知らなかった。「ユニークライフ」を観たからって何か分かったわけじゃないけど、観る前はそれ以上に何もしらなかった。

今までのドラマで自閉症について描いたのってあったのかな?知らないけど、もしこれがサブスクモデルで成功しているNetflixだからこそ作れたドラマだとしたら、こんなに良いことはない。

自分には無い感覚について知るためには、映像や音を使えるドラマや映画の形式がもってこいだと思う。しかも、Netflixなら広告が無いからスポンサーを気にする必要もない。

同じような文脈で言えば、主人公が吃音症の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」ってマンガもおすすめ。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」から学ぶ吃音症の特徴 - ヨリミチ書店

 

はい、以上5作品でした。なんだか取り散らかった紹介文になったと思うけど、作品がおもしろいのは確実だから観てね〜

こんな記事も! 

www.fujiwarayoshito.com

Voicy の文字起こしも!

www.fujiwarayoshito.com

 

このブログについて

プライバシーポリシー及びその他の注意事項について - ヨリミチ書店