【まとめ】セカオワさおりさんの小説など直木賞の候補となった5冊はこちら

フジワラヨシトです。

 本選を選ぶときの参考の1つが、数ある文学賞だと思います。本屋で〇〇賞受賞と書いてあると、つい気になって手に取ります。

そんな文学賞の中でも最も有名であろう、芥川賞と直木賞の候補作品が10発表されました。(1冊も読んだことがありませんでした。)

その中で、すでに本になっている直木賞の5冊を紹介します。

直木賞

綾瀬まる「くちなし」
くちなし

くちなし

 

別れた不倫相手の左腕と暮す「くちなし」、運命で結ばれた恋人に会うと体に花が咲く「花虫」など繊細に紡がれる傑作短編集。

Amazonより引用

本の紹介の最初の方で「えっ」てなります。

不倫相手の左腕と暮らすって、全然意味がわかりません。読んでみたい!!

伊吹有喜「彼方(かなた)の友へ」 
彼方の友へ

彼方の友へ

 

 平成の老人施設でまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった。昭和初期から現在へ。雑誌の附録に秘められた想いとは―。

Amazonより引用

長い年月を超えた箱。たしかにそんなものを受け取ったら、物語が始まりそうです。

門井慶喜「銀河鉄道の父」
銀河鉄道の父

銀河鉄道の父

 

明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。 

Amazonより引用

宮沢賢治について父の視点から描くってところがおもしろそう。

澤井瞳子「火定(かじょう)」
火定

火定

 

時は天平。藤原四兄弟をはじめ、寧楽の人々を死に至らしめた天然痘。疫病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち―。生と死の狭間で繰り広げられる壮大な人間絵巻。

Amazonより引用

歴史小説は普段読まないです。今まで読んだことがあるのは「三国志」くらいかな。漫画も持ってます。これを機に、歴史小説にも手を出してみようかな。

「時は天平」ってことは歴史小説ですよね??

藤崎彩織「ふたご」
ふたご

ふたご

 

彼は、わたしの人生の破壊者であり、創造者だった。異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。SEKAI NO OWARI Saori、初小説! 

Amazonより引用

セカオワの彩織さんが本を書いたってことはニュースで知っていましたが、直木賞にノミネートされるとは!どんな文章を書くのか読んでみたいです。

 

以上の5冊がノミネートされました。

本との出会い方はいろいろありますが、芥川賞や直木賞で話題になったものを読んでみるのもおすすめです。どこで生涯ベスト級の本に出会えるかわかりませんからね。

僕はとりあえずセカオワ藤崎さんの「ふたご」を買ってみました。

直木賞が発表されるまでに、全部読破したいです。