投資信託で月15万円の不労所得を得る「お金は銀行に預けるな」の感想
★★★★★(コスパ最高)
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
勝間和代
「お金を銀行に預けても増えないから、ドルコスト平均法で投資信託を買ってお金に働いてもらうことで労働時間を減らそう」という本です。
投資信託ってなに?
「多数の投資家から集めたお金を、資産運用会社、つまりプロが預かり、その資金を株式や債券、あるいは不動産などに投資し、その運用で得た利益を投資家に分配する金融商品のこと」です。
よく投資をするときは分散投資をすべきと言います。そのためには分散できるだけの資金が必要です。
しかし、投資信託であれば多数の投資家から集めたお金をプロが分散投資してくれるため少額から始めることができます。
ドルコスト平均法ってなに?
「毎回、同金額を投資することで、値が高い時期には少しの債券・株式を、値が低い時期にはよりたくさんの債券や株式を自動的に買えるようにする手法」のことです。
リスクマネジメントの方法のひとつで、割安で債券や株式を購入することができます。
月15万円の不労所得を得るために
「月々4万円ずつ、22歳から積み立てて行けば、税引後で4%の金利だったとしても、60歳までに4339万円になります(元本は1872万円)。ここまで元本があれば、同じく4%の税引後利回りと仮定すると、年間の金利収入だけで173万円、月に14.4万円の収入になります。」
いやいや、38年も待てないよ!と思いましたか?
でも、本書の投資の第3原則にあるように「タダ飯はない」わけです。つまり、ギャンブと違ってリスクが少ない分リターンも少ないです。
そんなうまい話はありません。
それよりも驚いて欲しいのが複利の凄さです。(複利が分からない人はググってください。)
毎月4万円ずつクローゼットの奥に貯金したとしたら、38年間で1872万円になるところ、毎年4%で運用すれば倍以上になるんです。これがお金に労働してもらうということです。
さらに、38年も待たずとも月々積み立てるお金を増やせばそれだけ早く15万円の不労所得を得ることができます。
あなたが何年後にいくらの不労所得が欲しいのかによって、月々いくら積み立てればいいのか計算してみてください。
月に5万円欲しい人はこんな感じ。
50,000円×12ヶ月=600,000万円
600,000円÷リターン4%=15,000,000円
積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券
ほら、20年と4ヶ月間、毎月4万円積立れば月5万円の不労所得の完成です。
投資信託はじめました。
この本を2017年の4月に読んでから、毎月4万円を本書で解説してあったとおりの4種類の商品に分散し積み立ててきました。現在元本は44万円です。(2018年3月9日時点)
みてみて、3,606円増えました。
月に1回4万円を楽天証券に入金して同じ商品を買い足してるだけで、3,600円増えたんです。もう銀行には預けられません。
この経験から時給で得る労働以外でもお金を稼げるんだということを実感することができました。(ちなみにもう少し知識をつければ下がった時こそ喜べたりもします。 )
おわりに
ビジネス書を読んだからには必ず行動しようと決めていたので、お金は銀行に預けるなを読んだあとはすぐに楽天証券で口座を開設して4万円を天引き方式でこれまで半年間入金し続けました。
短期的ではありますが本書5冊分の利益が出ているし、長期的に見れば何百万、何千万円と得する投資の基本を教えてくれた勝間和代さんに感謝しています。
ふじわらよしと( @FujiwaraYoshit0 )でした。
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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