「読書という荒野」見城さんの人生に影響を与えた珠玉の本104冊
幻冬舎を創業した見城さんの「読書という荒野 」を読みました。
見城さんが自己検証・自己嫌悪・自己否定をするにあたり、どのように本と著者と向き合ってきたのか。彼の人生をなぞりながら珠玉の本の数々を知ることができます。
読書でいかにして人生の荒波を乗り越えてきたのかについては本書を読んでいただくとして、この記事では「読書という荒野 」のなかで言及された104冊を淡々と紹介していきます。
夏休みに読む本を探している方は参考にしてみてください。
本の紹介だけだとつまらなそうなので、ときどき僕が線を引いた心にどすんときた文章を引用します。
読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ。
こんな感じで。
では、 「読書という荒野 」に登場した順に本を紹介していきます。
1.夏目漱石「こころ」
「こころ」はみんな国語の教科書で読んだ有名な作品ですね。僕は海水浴のシーンが印象に残っていて、夏になると読みたくなります。
2.高橋和巳「邪宗門」
3.高橋和巳「我が心は石にあらず」
4.高橋和巳「非の器」
5、池澤夏樹「世界文学全集」
- 作者: 池澤夏樹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/03/28
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「世界文学全集」は1度は読んでおきたいとうっすら思ってたんですよね。村上春樹も小さいころに読んでいたようですし。
6.吉本隆明「マチウ書試論」
- 作者: 吉本隆明,月村敏行
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/10/03
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吉本隆明は、Podcastで過去の講義の音声が聴けたことをきっかけに知りました。これはなんか難しそうな本。
7.アレクサンドル・デュマ「三銃士」
- 作者: アレクサンドル・デュマ,竹村猛
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2009/10/23
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「三銃士」は NHKで人形劇を観たことあります。
8.ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
- 作者: ドストエーフスキイ,米川正夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1957/02/05
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9.ドストエフスキー「罪と罰」
- 作者: ドストエフスキー,米川正夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/11/02
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これは読みかけ、、、。
10.竹取物語
- 作者: 角川書店
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/09/01
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ただ遊べ 帰らぬ道は誰も同じ 柳は緑 花は紅
11.柳田国男「遠野物語」
- 作者: 柳田国男
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2004/05/26
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12.ヒュー・ロフティング「ドリトル先生ものがたり」
- 作者: ヒューロフティング,井伏鱒二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/17
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13.ビクトル・ユーゴー「ああ無情」
- 作者: ビクトル=ユーゴー,篠崎三朗,金斗鉉,塚原亮一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/04/10
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14.エミリー・ブロンテ「嵐が丘」
15.モルナール・フェレンツ「パール街の少年たち」
16.コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」
- 作者: コナン・ドイル,延原謙
- 出版社/メーカー: 月曜書房
- 発売日: 1952
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シャーロック・ホームズはNetflixで観てみようかな。
17.森潤三郎「多紀氏の事蹟」
18.ジョイ・アダムソン「野生のエルザ」
19.ジョイ・アダムソン「永遠のエルザ」
- 作者: ジョイ・アダムソン,藤原英司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1974/01
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20.ジョイ・アダムソン「わたしのエルザ」
途中でやめたとしても、必ず何かが心に残る。読書とはそいういうものだ。
21.小田実「何でも見てやろう」
22.植山周一郎「サンドイッチ・ハイスクール」
23.大山高明「アメリ青春旅行」
24.五味川純平「人間の篠件」
- 作者: 五味川純平
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25.吉本隆明「共同幻想論」
- 作者: 吉本隆明
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
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26.吉本隆明「吉本隆明全著作集」
27.高野悦子「二十歳の原点」
28.見城徹「たった一人の熱狂」
29.ホセ・トレス「カシアス・クレイ」
30.ヘミングウェイ全集
現実世界では疎外感や孤独を抱えていた。だからこそ猛烈な量の本を読んだ。
31.見城徹「編集者という病い」
- 作者: 見城徹
- 出版社/メーカー: 集英社
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32.ヘミングウェイ「老人と海」
ものすごく有名な作品だけど読んだことなかった。
33.高橋三千綱「退屈しのぎ」
34.五木寛之「さらばモスクワ愚連隊」
35.五木寛之「海を見ていたジョニー」
36.五木寛之「戒厳令の夜」
37.五木寛之「風の王国」
38.五木寛之「雨の日には車をみがいて」
39.石原慎太郎「太陽の季節」
40.石原慎太郎「完全な遊戯」
僕はかねがね「自己検証、自己嫌悪、自己否定」がの3つがなければ、人間は進歩しない」と言っている。
41.石原慎太郎「男の世界」
42.石原慎太郎「弟」
43.唐沢寿明「ふたり」
44.石原慎太郎「天才」
45.石原慎太郎「老いてこそ人生」
46.大江健三郎「死者の奢り・飼育」
47.銀色夏生「これもすべて同じ一日」
タイトルにかなり惹かれる。1日の密度って全然違うのに、同じ24時間なんだって感じることがあるけど、そういう内容なのかな。
47.銀色夏生「わかりやすい恋」
48.銀色夏生「空へブーンと。」
49.中上健次「枯木灘」
50.中上健次「地の果て」
- 作者: 中上健次
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僕は一時期、村上春樹の世界にハマりにハマった。生き方を犯されたと言っても過言ではない。読書とはそういうものだ。
51.村上龍「限りなく透明に近いブルー」
- 作者: 村上龍
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実はこの本は挫折したことがある。読書の体力付けないと。
52.村上龍「悲しき熱帯」
53.林真理子、見城徹「過剰な二人」
54.林真理子「ルンルンを買っておうちに帰ろう」
- 作者: 林真理子
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55.林真理子「星影のステラ」
56.林真理子「葡萄が目にしみる」
- 作者: 林真理子
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57.林真理子「最終便に間に合えば」
58.山田詠美「ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨」
59.山田詠美「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」
60.村上春樹「風の歌を聴け」
村上春樹の作品は短編も含めてほとんど読んだなぁ。
本から何を読み取り、どう動くか。どう自分の生き方に作用させるか。読書は単なる情報収集の手段ではないのだ。
61.宮本輝「避暑地の猫」
62.宮本輝く「錦繍」
63.宮本輝「愉楽の園」
64.宮本輝「春の夢」
65.宮本輝「流転の海・地上の星」
66.百田尚樹「永遠の0」
- 作者: 百田尚樹
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67.百田尚樹「影法師」
68.百田尚樹「モンスター」
69.百田尚樹「幻庵」
70.百田尚樹「フォルトオゥナの瞳」
努力は圧倒的になって初めて意味がある。
71.百田尚樹「風の中のマリア」
72.百田尚樹「ボックス!」
73.東野圭吾「白夜行」
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74.東野圭吾「新参者」
75.東野圭吾「祈りの幕が下りる時」
76.宮部みゆき「火車」
77.北方謙三「楊家将」
78.北方謙三「血涙」
- 作者: 北方謙三
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79.高村薫「リヴェイラを撃て」
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80.草間彌生「マンハッタン自殺未遂常習犯」
- 作者: 草間弥生
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草間彌生展に行ったことがあったけど、本を書いていることは知らなかったな。
自分の心揺らぐ瞬間を発見し、思考の軸とすること。それこそが教養なのだ。
81.草間彌生「クリストファー男娼窟」
82.恩田陸「蜜蜂と遠雷」
これは買いました。読むの楽しみ!
83.沢木耕太郎「深夜特急」
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84. 佐藤優「十五の夏」
85.五木寛之「晴れた日には鏡をわすれて」
- 作者: 五木寛之
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86.村上龍「テニスボーイの憂鬱」
- 作者: 村上龍
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87.ランボオ「地獄の季節」
- 作者: ランボオ,J.N.A. Rimbaud,小林秀雄
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88.アニーエルノー「シンプルな情熱」
- 作者: アニーエルノー,Annie Ernaux,堀茂樹
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89.アニーエルノー「場所」
90.ジッド「地の糧」
何かを得るためには、必ず何かを失う。代償を払わずして何かを得ることは不可能だ。
91.三島由紀夫「三島由紀夫全集」
92.三島由紀夫「潮騒」
93.三島由紀夫「金閣寺」
94.重信房子「ジャスミンを銃口に」
95.団鬼六「花と蛇」
96.団鬼六「外道の群れ」
97.大藪春彦「野獣死すべし」
98.大藪春彦「汚れた英雄」
99.阿佐田哲也「麻雀放浪記」
100.つかこうへい「熱海殺人事件」
重要なのは、「何が書かれているか」ではなく、「自分がどう感じるか」なのである。
101.つかこうへい「蒲田行進曲」
102.つかこうへい「ストリッパー物語」
103.つかこうへい「寝盗られ宗介」
104.つかこうへい「初級革命講座飛竜伝」
一期は夢よ、ただ狂え
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