【Netflix】「7月22日」77名が犠牲になったノルウェー連続テロ事件の真相に迫る。

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カナダの語学学校での授業中、あるクラスメイトは手を挙げるときに必ず右手で1を作っていました。トゥース。

そのときは「かっこつけてるのかな?」なんてのんきなことを思っていましたが、後にその理由が右手を上げるあのヒトラーのポーズを避けるためであったと知りました。

彼女はドイツ出身でした。

(ヒトラーについて知りたい人は「わが闘争」がおすすめ。)

この話を思い出したのは、「7月22日」でテロ事件の首謀者が法廷でヒトラーのポーズをとっていたからです。

ところで、2011年7月22日はノルウェーにとって忘れがたい悲惨な事件が起こった日であったことを知っていたでしょうか。

ノルウェー連続テロ事件が引き起こされました。

日本ではもしかすると、東日本大震災の報道に埋もれて知らなかった人もいると思いますが、ノルウェーでは第二次世界大戦以降で最悪の事件とも言われています。

7月22日に1人の男によって2回のテロが行われ、77名が死亡しました。

1回目が車による政府庁舎の爆破、2回目がウトヤ島での銃乱射です。

動機はノルウェーへ移民が入ってくることへの反発だとか。

この事件が基になった「7月22日」では、緊迫感のあるテロ行為から犯人が法廷で裁かれるまでを描いています。

本作を見終わったあとにこの事件について調べると、ディティールが異なる部分や日本語字幕で疑問が残るところがありましたが、概ね事実に沿って作られた映画です。

移民に関して様々な報道がなされてる今、ノルウェー連続テロ事件について知っておくためにも、ぜひNetflixでご覧ください。

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